記事詳細
紹介している商品
雄勝の寒流だからこそ育つ、大粒ホタテは極上のかみごたえ！
世界三大漁場のひとつである三陸・雄勝湾(おがつわん) は植物プランクトンが多く、海中の栄養分が高いことで知られています。
先日紹介した「海から46秒の旨さ！ 漁師が食べたい家族に食べさせたい安心の鮭」（https://ippin.gnavi.co.jp/article-8171/）のこだわりの末永九兵衛の鮭「銀児」に続き、今回は大粒ホタテ「冷玉・冷ひも」をご紹介します。
こちらの写真は何に見えますか？
この写真はカメラマン平林克己氏が撮影した雄勝の山です。平林氏は東日本大震災直後から被災地の支援を続け『被災地に昇る太陽』を撮り続けている事でも有名です。
雄勝のこの美しい山並みが海に迫った地形と穏やかな海は、ホタテにとって理想的な環境。山に降り注いだ雨は、森の栄養分を蓄えながら豊醸な伏流水となって良質なプランクトンを育みます。ぷりっぷりで肉厚、引き締まった貝柱の食感と海が香るような甘み。リアス式で入り組んだ雄勝の自然が極上ホタテの濃厚な味を醸し出します。
「本当に自分が美味しいと思うものしかつくらない」という信念のもと、古くからの伝統にのっとった安心安全の生産を貫いている末永九兵衛商店。「漁師の俺が食べたいから、家族に安心して食べさせたいから」つくるホタテは大粒で肉厚！そのまま食卓に並べるだけでごちそうになります。
波もない穏やかなこの環境こそが、ホタテや銀鮭に最適なのです。
穏やかな夕暮れの雄勝湾。
雄勝のホタテは、ふっくらとしています。末永九兵衛商店のホタテは、漁師の末永陽市さんが一枚一枚、耳吊りという方法で海の中で育てています。手間隙を惜しまず愛情、丹精を込め作ったホタテはその分おいしくなるのです。さらに、ストレスもないので大きく育ちます。
耳吊りというのは、ホタテ貝の端(耳と呼ばれる部分)に一枚ずつ穴をあけ2枚ずつロープにぶら下げて海に沈める方法です。北海道からきた冬眠状態の小さな貝(半成貝はんせいがい)を、大急ぎで穴開け作業をして写真のようなロープにつけて海に入れてあげます。ホタテは殻を密閉することがないので丘に上げておくと死んでしまうのです。半成貝はまだ体力が無いので苦しくないよう素早く作業することが大切です。時間が勝負！熟練技が求められる旨み凝縮のホタテのキメ手となる作業です。
夏の間には写真のように貝に付着した様々な貝や海藻も取り除いてやります。そうしないとホタテの貝の中にまで付着してホタテが生きていられなくなることもあるからです。大粒でおいしいホタテには、こうした地味な努力が必要なんです
写真の色とりどりのひもが、耳吊りに使われるロープです。
ホタテは他の魚介類に比べ旨み成分が多いことから甘みの強い、特有の風味に富む特徴があります。特に、雄勝の穏やかで植物プランクトンの豊富な海で育ったホタテは大粒で甘みが豊富です。
「貝の王様」、栄養豊富なホタテ。高タンパクで低カロリー、ミネラル、ビタミンも豊富で健康・美容の味方。大粒、ぷりっぷり、丁寧に心を込めて育てられた2年物！収穫は夜中の2時から！丹精込めて育てられた末永九兵衛商店株式会社のホタテをどうぞお試しください。
購入先の通販サイト「石巻いっぴんマーケット」が自治体の決定で休店しています。
ご注文はお電話、FAX、メール等でお願い致します。
TEL：0225-58-2303
FAX：0255-24-8229
アドレス：http://www.kuhe.co.jp/
創業800年目に生まれた1代目末永九兵衛商店株式会社、末永陽市さんの取り組みについてはこちらをご覧くださいませ。
https://ippin.gnavi.co.jp/article-8171/
※掲載情報は 2017/01/23 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
1級フードアナリスト
メゾン・ド・ルージュ 谷口のぶえ
国内大手航空会社ＣＡを経て専業主婦20年、家族の体調不良を経験し食の大切さを実感。
食の総合的、専門的資格フードアナリスト1級取得。「健康も美容も口に入れるものから」を信念に『食と美のトータル美容サロン』メゾン・ド・ルージュ経営。http://www.maison-de-rouge.com/
遠方からのリピーターも絶えない予約の取りにくいサロン、著名人の隠れ家サロンとして人気。
サロン経営の傍ら、自然派サプリ「ネバーエイジ」開発ＴＶショッピング出演、レシピ開発、各種審査員、講師、美容専門紙、TV、ラジオ出演、コラム執筆など「食と健康と美」についての情報を発信し活躍中。
TCCアワード、日本フードアナリスト協会「 食のなでしこ」受賞。食の親善大使として農林水産省訪問等。
フジTV「めざましTV」、 日本テレビ「news ever」他各種メディア出演。
食育活動(農林水産省・文部科学省後援「味覚の授業講師アシスタント」)、国際儀礼デュプロム取得。
日本オーソモレキュラー医学会会員。
