知っているつもりだけど意外と知らない!フランスパンとバゲットの違い

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普段当たり前のように食べている「フランスパン」と「バゲット」。その違いを問われると上手く説明できないものですよね。そこで今回はフランスパンとバゲットの違いについて、簡単にご説明します。

 

実はバゲットとフランスパンは違うものではなく、バゲットはフランパンの種類の中のひとつなのです。フランスパンには、製法や形状によっていろいろな種類があり、それぞれ名称があります。その中でよく知られているのが、「バゲット」なんですね。

 

バゲットの特徴は、主に以下の3点です。
・長さ約70~80cm
・重量300~400g前後
・クープ(切れ目)は6~7本(フランスのパンの種類によりクープの本数が違います。)

 

バゲットやフランスパンはテーブルにちょっと置いておくと便利使いができるので、この時期のホームパーティーなどにも、意外と欠かせないものです。折角なので、美味しいバゲットとフランスパンをご紹介しましょう。お気に入りを見つけてみてください。

フランチスタイルを追求する「オーバカナル」のバゲット

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今では当たり前のように使われている「カフェ」、「ブラッスリー」、「ブーランジェリー」などの言葉を日本に定着させた、日本のオープンカフェの元祖もいえるのが、1995年に原宿にオープンした「オーバカナル」。内装からサービスにいたるまでフランチスタイルを追求するお店として当時とても珍しい存在でした。たっぷりバターが塗られたバゲットは、コストパフォーマンスもとてもいと評判のようです。友人の家を訪ねる時には、こちらで袋売りされている「フィセル オ ブール」を買って行くと、とても喜ばれるのではないでしょうか。

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天才職人が試行錯誤の末に作り上げた「バゲット」

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“天才”と呼ばれる東京代々木八幡のベーカリーカフェ『365日』の杉窪章匡シェフが、半年以上も試行錯誤をつづけて完成させた「バゲット」。パンの香りを嗅いだ瞬間、穀物の風味がふわりと立ち込めて、口に入れると豊かな甘みが広がるそうです。皮には充分な厚みと硬度があるため、噛むとカリカリと小気味よい音をたててくれます。シンプルにそのままいただいても、ハムなどをサンドしてもおいしくいただけますよ。

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噛めば噛むほど美味しさが増すバゲットサンド

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東京・渋谷や丸の内にあるブラッスリーも併設されたフレンチスタイルのパン屋さん『VIRON』。こちらの看板商品でもあるバゲット「レトロドール」は1日になんと500本も売れるという大人気商品だそうです。バゲットのために挽かれた特別な小麦粉を使うというフランスの伝統製法で作られています。歯ごたえも固くしっかりめのバゲットは、噛めば噛むほどに穀物の豊かな風味を感じることができ、塩分もきいた濃厚な味わいだそうです。

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パン業界で有名な「ラ・ブランジェ・ナイーフ」のミルクフランス

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ラ・ブランジェ・ナイーフといえば、パン業界では知らない人はいないというほど有名な谷上シェフのお店です。パン職人が「素材を選び、パン作りをし、焼きたてのパンをその店で売る」という、今では珍しくなくなったパン屋さんのモデルを普及させたお店といってもいいそうです。このお店でやっぱり食べたいのは、バゲットにコンデンスミルクとバターの素朴なクリームが入った定番商品の「ミルクフランス」。こちらのミルクフランスの外側は香ばしく、内側はもっちりと異なる食感をもつ特製のフランス生地の組み合わせがお互いの存在を高めあい、奇跡的といえるほどしっくりとくる美味しさだそうです。

天然酵母によって発酵熟成されたフランスパン「パン・オ・ルヴァン」

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パン・オ・ルヴァンは、天然酵母によって発酵熟成されたフランスパンのこと。兵庫県芦屋市に本店がある「ビゴの店」は、東京では田園調布や玉川、銀座にお店があり、そこの「パン・オ・ルヴァン」は、赤ワインの香りもするとても特徴のあるパンだそうです。最近話題の天然酵母のパンもたくさんありますが、ここの天然酵母のパンは販売され続けて30年の歴史があるフランス大使館のイベントでも使われているパンだそうです。

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天然酵母パンの草分け的存在 富ヶ谷『ルヴァン』の「カンパーニュ」

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天然酵母という言葉がまだ一般的でなかった30年前から、天然酵母でパンを作っているのが、東京・富ヶ谷の『ルヴァン』。国産小麦にこだわったこのお店は、多くのパン職人たちに影響を与えた名店だそうです。中でもフランスパンの「カンパーニュ(ラグビーボール状のパン)」はお店の看板商品。カンパーニュ好きをうならせる香りの強さが特徴だそうです。軽くトーストしてバターをたっぷりぬって、温かいスープと合わせて食べても美味しいそうです。名店の味をぜひ試してみませんか。

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※掲載情報は 2017/01/08 時点のものとなります。

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