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東北の地で育つ黒毛和牛、「東通牛」のジャーキー
今回紹介する商品は、元々デパートのバイヤーさんの紹介で、青森県東通村の食材を紹介していただいたのがきっかけでした。東通村は、下北半島の北東にある太平洋と津軽海峡に面した村で、海が近いので魚介類の美味しさは知っていました。実際に食材を食べたり現地に行ったりする中で知ったのが、この「ビフテキジャーキー」です。
高級な部類に入る黒毛和牛、「東通牛」は、牛の生育にとって恵まれた気候と地形の中で育った牛。以前も幻のお肉としていただいたことはあったのですが、「ビフテキジャーキー」は食べたことはありませんでした。袋をあけると漂う甘い香りは、食欲を刺激するのに申し分なく、食べてみるとステーキを食べているような旨味を感じ、しっとりとした食感と共に、肉の旨味が噛み締める程に溢れてきます。他のビーフジャーキーでは味わえない、「ビフテキジャーキー」の名に恥じない美味しさです。
また、このままでも美味しいですが、お酒のおつまみにもオススメ。今の季節なら純米吟醸をぬる燗にして、ちびちびと齧りながら晩酌を楽しんでもらいたいですね。
これまで色々なビーフジャーキーを食べてきましたが、他のものでは味わえない美味しさを感じる、今一番オススメしたいビーフジャーキー、「ビフテキジャーキー」です。
※掲載情報は 2016/12/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「日本橋ゆかり」三代目
野永喜三夫
1972年、東京都出身。「日本橋ゆかり」は、親子3代にわたり宮内庁への出入りを許された老舗名門店。「株式会社 菊乃井」で日本料理の修業を経てゆかりの三代目 若主人となる。2002年、「料理の鉄人JAPAN CUP'02」で総合優勝。NYタイムズ紙に日本を代表する若手料理人として選出され、『世界の料理人』として認められた第一人者。様々なメディアや雑誌、海外での活動も多く、幅広い分野で活躍中。伝統を守りながらも、新しい日本料理を発信し続けている。