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梅の刻印がトレードマークの太宰府名物
梅ヶ枝餅とは、福岡県太宰府市の名物お菓子です。
菅原道真を祀っている太宰府天満宮で販売されている、地元の人に愛されてきた菓子です。小豆餡を薄いお餅の生地でくるんで鉄板で焼き上げた焼餅が、梅ヶ枝餅です。
焼き上がりは梅の刻印が入っていますが、これは菅原道真が左遷して悄然していた際に安楽寺の門前にて、餅を販売していた老婆が道真に元気を出して欲しいと餅を渡しました。そのお餅が道真の好物となり、道真の死後にその老婆が餅と一緒に梅の花を添えて墓前に供えたことが始まりだと言われています。
この他にも「梅」と「お餅」と「菅原道真」に関する逸話が残っており、梅ヶ枝餅の始まりは不明ですが、美味しいことには間違いありません。
家で楽しむ際には2通りの食べ方があり、電子レンジで温めて生地を柔らかくする方法とお餅をパリッとした歯ごたえになるようにオーブントースターで焼く方法です。
両方美味しいですが、私のおすすめは断然後者のパリッとする梅ヶ枝餅です。
お餅の外側はパリッとしつつも、中はふわっとしており、小豆の餡子の程よい甘さがじんわりと体にしみこんでいます。もちろん、合わせるのは緑茶がおすすめですよ。
この梅ヶ枝餅のお取り寄せができるのが、大正11年創業の「かさの家」です。
5個から注文でき、毎月15セット限定のよもぎ入り梅ヶ枝餅なども販売していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
※掲載情報は 2016/11/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
WEBライター
辻萌乃
大学卒業後、高級旅館のフロントとして就職。旅館でコミュニケーション能力やサービス精神を培い、転職。その後は普通の企業にOLとして勤務していましたが、九州の実家に戻る際に脱OL。現在は、田舎でスローライフを楽しみながら、九州の温泉を巡りつつ、元フロント時の経験などを活かしてWEBライターとして記事を執筆しております。九州在住の強みを生かして、福岡をはじめとする各県の色々なおいしい情報を皆さまに発信していきたいと思います。