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和・洋問わず、様々なシチュエーションで使える錫の器
富山県高岡市では、400年伝わる鋳造技術があります。その中でも、「錫(すず)」は昔から神仏具や酒器などに用いられてきました。まさに伝統工芸品です。今回ご紹介するRATIOという器は、「錫」の柔らかさを利用して作られた変幻自在な器です。自分で好きな形に折り曲げられて楽しむことができます。表と裏と表情が違うのもRATIOならではの魅力。画用紙の風合いと、和紙の風合いが楽しめます。和菓子を置くときは和紙の風合いで、チョコレートや洋の前菜を置くときは画用紙の風合いで……と楽しめます。
最近、様々なレストランでも拝見するようになったNAGAE+の器ですが、一度レストランで紙用にくるりと曲げられて、フィッシュ&チップスが出てきたときは、面白い使い方だなあと、関心した覚えがあります。長方形、正方形、大、中、小、と様々な形がありますが、その時のフィッシュ&チップスから発想を得て、小さめの器でナプキンリングに使用しました。様々なシチュエーションで楽しめる器です。
※掲載情報は 2016/11/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
(株)ダイニングアンドスタイル 代表
山本侑貴子
外資系証券会社でトレーダーアシスタントを経て結婚、出産後、趣味で始めた料理やおもてなしが評判となり、1999年テーブルコーディネートの楽しさを伝えるサロン「dining&style(ダイニングアンドスタイル)」を自宅でスタート。2007年にはテーブルコーディネートのプロフェッショナルを養成する「dining&style」認定講座を東京と大阪で開講。店舗プロデュース、商品開発、イベントディスプレイなどのスタイリングやデザインワークを手がける。「成城石井セレクト」の商品開発・店舗プロデュースや日本航空のファーストクラス・ビジネスクラスのラウンジ(羽田・成田)の空間コーディネートのほか、NHK朝の情報番組「あさイチ」の「夢の3シェフ競演」コーナースタイリングを担当。「ウェッジウッド」「ル・クルーゼ」「バラカ」「ノリタケ」「ハウス食品」「ニッコー」「スガハラ」「クリストフル」など、企業のスタイリングを多数手がける。