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口に入れた瞬間に広がる優しい甘さは全くしつこくなく、食べる度にどこか懐かしさを感じる和菓子。渋みのある日本茶と一緒に食べると、ホッと和らぐ時間が感じられます。甘いものといえば、やっぱりあんこ!日本人には欠かせませんよね。朝からあんこなら食べられる!あんこ無しでは生きられない!なんていう、あんこファンは多いのではないでしょうか?そこで、今回はそんな熱烈!あんこファンが絶対に押さえておくべき、絶品あんスイーツをご紹介いたします。全て制覇すれば、あんこマニア間違いなしです。
パワースポットの絶品銘菓は、皇室にも献上済の重みある逸品
三重県伊勢市の名物の「赤福餅」。誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。その歴史は300年以上!昭憲皇太后へ献上したことでも有名です。そのお味は、なんといっても餡のきめ細かさに驚きます。口に入れると、上品な甘さが広がったと同時に溶けてなくなってしまうのです。お餅も柔らかく食べやすいため、ひと箱は軽く食べられてしまう魅惑の逸品。餡につけた三筋波は伊勢神宮に流れる五十鈴川の清流を、白餅は川底の小石を表している伊勢伝統銘菓「赤福」。食べるだけでご利益がありそうな気になりますよね。
和菓子屋が作る「あんドーナツ」は、どこか懐かしい思い出の味
山梨県韮崎市にある「うさぎや」という和菓子屋さんのあんドーナツ。実はこのお店、大福が有名なのです。そんな有名な大福の絶品あんこが入っているのだから、美味しくないハズがありません。そのお味に、どこか懐かしさを感じることができるうさぎやの「あんドーナツ」。あんこ好きなら、是非一度食べてみる価値ありますよ!
大福だけじゃない!あんこ好きなら人気店の隠れた逸品を見落とさないで!
東京原宿近くにある和菓子屋「瑞穂」。豆大福が有名で、午後になると完売してしまう事が多いという人気ぶり!そんな「瑞穂」の最中も実は絶品なのです!それもそのハズ。絶品豆大福に使用しているあんこを使用しているのですから、美味しいに決まっていますよね。外側の皮はパリッと香ばしく、中のあんこの甘すぎないみずみずしさが職人の技を感じさせます。大福を買いに行って売り切れていたとしても、最中を買って帰れるのはいかがでしょうか。
どら焼きの進化形?生地のふわふわ感はまるでパンケーキ!
浅草雷門の近くにある「亀十」のどら焼きをご存じですか?常に行列が絶えず、午前中には売り切れてしまうこともある人気店。まず、その見た目に驚きます。通常のどら焼きよりも大きめで、触った感触も柔らかいケーキのよう。口に入れてみると、ふわふわの生地がまるでパンケーキを食べているみたいな感覚になります。さらに、キメが細かく絶妙な甘さのあんこが合わさって、まさに絶品!食べ終わった後の満足感はなかなかのものです。予約が可能なので、確実に手に入れたい逸品です。
頭から?尻尾から?どっちから食べてもあんこギッシリの嬉しいたい焼き!
東京恵比寿にある「ひいらぎ」のたい焼き。たい焼きを食べるときは、頭から食べようか、それとも尾っぽから食べようか迷いますよね。でもこの「ひいらぎ」のたい焼きは頭から尾っぽまで自家製の絶品あんこがギッシリ詰まっているので、どこから食べ始めてもあんこに当たります。表面の皮はパリパリしているんだけど、噛みごたえがもっちりしていて何だか得した気分。流行りの創作たい焼きも美味しいけれど、あんこ好きならやはり王道のたい焼きを堪能したいですよね。
新しいマリアージュ?羊羹+フルーツにあんこ好きも唸ります
「Wagashi asobi」という「一瞬一粒(ひとつひとつ)に想いを込めてつくる。」をコンセプトにした二人の和菓子職人のお店をご存じですか?伝統の味を守り続ける……という和菓子のイメージを覆されるアイディアにビックリさせられるのが、今回ご紹介する「ドライフルーツの羊羹」です。一瞬不安になりますが、そのお味は不思議なことに、手が止まらなくなる美味しさ!こしあんとラム酒漬けのドライフルーツが見事にマッチしていて、思わず唸ってしまいます。和菓子の新しい可能性をどんどん広げてくれそうな逸品です。
和菓子激戦区を勝ち抜いた逸品は、金沢の銘菓に君臨!
北陸新幹線も開業して、すっかり盛り上がりをみせている金沢。そんな金沢には数多くの和菓子屋が並びますが、その中でも有名なのが「圓八」の「あんころ餅」です。お店ではきれいに丸まっているものが頂けますが、お土産用は竹皮にくるまっていて少し潰れているのが特徴。あんこに竹の香りがうつっていて何とも風情を感じられます。そのお味は、程よい甘さで口どけの良いあんこと、柔らかいお餅が絶妙!シンプルだからこそ、素材や技術が光る逸品です。さすが金沢ですね!他にもあんころ餅のジェラート版も販売中。中にお餅も入っているので、是非一度試してみて下さい。
あんこはみ出し系最中の元祖?あんこ好きなら知っておくべき逸品
横浜の和菓子屋「喜月堂」は、明治時代から続く老舗中の老舗。当初から、あんこが最中からはみ出る最中を販売していました。今でこそ珍しくもありませんが、当時は「はみだし最中」や色々な名称で呼ばれて親しまれたのだそう。これだけたっぷり入ったあんこを頂いても、少しも重く感じられないのは職人の技術が光っている証拠!最中の香ばしさや、あんこの口どけの良さ、質、量ともにバランスが絶妙で嬉しくなってきます。今はやりの「あんこはみ出し系最中」の元祖ともいえる逸品。あんこ好きならルーツを辿ってみるのも面白いのではないでしょうか。
日本三大まんじゅうのひとつは、「まごころ」が包まれたまんじゅう!
福島にある和菓子屋「柏屋」は創業165周年の老舗。その柏屋が作る「薄皮饅頭」は日本三大まんじゅうのひとつとも言われるほどの逸品です!「まごころを包む」がモットーの柏屋は、上品で口当たりの良い「つぶあん」「こしあん」を、それぞれに合った薄い皮で包んでいます。その皮とあんこのバランスが絶妙!きめ細やかな心配りが、何年も愛され続けた秘訣なのかもしれません。日本三大まんじゅう……あんこ好きは、必ずチェックしておかなくてはなりませんね!
東海道五十三次39番目の宿場町「池鯉鮒(知立)」の茶店「小松屋総本家」のあんまき
1889年に販売が開始されてからはや127年の歴史をもつ「あんまき」。溶いた小麦粉を焼いた生地に小豆の「あんこ」挟んだ、その名の通り、餡巻きですが、当時、街道の旅人の腹を満たす菓子として、実に評判となり周辺に広まったんだそうです。
現在では、三河地方や名古屋市内の駅売店などで、よく見かける「あんまき」は、「小松屋総本家」がルーツなのだそうです。
芳醇な甘酒の香りただよう薄皮が艶やかな名物まんぢゅう
瑞宝章受賞者の手から生み出される特製ぜんざいあん
“ますます福が増すように”と、縁起の良い福枡に見立てたお菓子
甘すぎず上品な味わいで海外の方へのプレゼントにも最適
300年の時を超えて復活300年の時を超えて復活
※掲載情報は 2016/11/02 時点のものとなります。
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