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京都にある料亭御所「雲月」は、精進料理を学んでいた先代が、昭和45年に「野間玄琢」ゆかりの地に料理店を開いたのがはじまり。また、「雲月」は、寛永文化サロンの中心人物「本阿弥陀光悦」の芸術村として栄え、お店の手土産が人気なことでも知られていますが。なんと、その「雲月」の土産物だけを扱う隠れたお店が、東京の南青山にあるんです。
今回は、そんな懐石料理の銘店「雲月」の、絶品おみや3商品をご紹介します。
1:【星月花】金平糖のようなお菓子は、実は中が極小のあられ
「星月夜」は、金平糖のような、あられのような不思議なお菓子で、グラニュー糖・あられ(餅)・柚子・しそ・塩といった、シンプルな素材で作られています。甘さは非常に控えめですが、口に入れると金平糖のように「シャリシャリ」とした食感で、後味にはあられのようなお米の味がしっかりと感じられます。和紙調の箱を開けると、可愛い小粒の「星月花」が現れますので、とても華やかさがある印象です。
2:【小松こんぶ】究極の茶漬けが楽しめる塩昆布は、ピリッとする山椒の実が決め手
昆布が細く切られた「小松こんぶ」は、白いご飯に載せて食べてみると、ちょうど良い塩加減で中に山椒の実が入っており、ピリッとする味わいが特徴。昆布の素材の良さ、上品な味付けなど、銘店の料亭の炊き上げた昆布だと感じる逸品です。お茶漬けにすると昆布のダシが出て、最高の「こんぶ茶漬け」が味わえます。贈答用に木箱に入ったものも用意されています。
3:【八味仙】名前は八味なのに、10種の薬味を調合した究極の調味料
享保16年より御所出入りの薬御用人であり、その家伝の漢方録をそのままに甦らせのが、お店の看板商品の一つ「八味仙」。「唐辛子・陳皮・白ゴマ・黒ゴマ・粉山椒・青のり・黒胡椒・麻の実・けしの実・ウイキョウ」と、10種類の香辛料が調合されています。通常の七味だと、最初に「ピリッとした辛さ」が口に中に広がりますが、「八味仙」は香ばしさと磯の風味、さらには最初に甘い香りが広がり、その後にスパイシーさが口の中に広がります。シンプルですが見た目もとても高級感があり、食卓に置いておいても絵になる一品です。
※掲載情報は 2016/11/05 時点のものとなります。
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