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「旬の食材」×「南魚沼産コシヒカリ」の極上タッグをお手軽に
コシヒカリの代名詞として揺るぎないポジションを獲得している新潟県「魚沼」。魚沼市には湯之谷温泉郷があります。その「ゆのたに」を冠した「ゆのたに手づくり村」は、おにぎり専門店を全国に出店しています。百貨店を中心に展開する「新潟ゆのたに 心亭」は、同社がおにぎり専門店を始めた当初からのブランドです。原料や具材、魚沼産のご飯の炊き方にこだわることはもちろん、「母親が子供のためにつくるおにぎり」のように心を込めて握るおにぎりが売りです。そんな同店には30種類前後のおにぎりがショーケースに並びます。「鮭はらす焼き」「ちりめん山椒」「筋子」「甘塩生たらこ」……など、眺めているだけでツバが出てきますね。「魚沼塩むすび」なるド直球のメニューにも惹かれますが、今回わたしが注目したのは季節限定のおにぎりです。
訪れたのは10月某日。旬のおにぎりとして陳列されていたのは2種、「松茸」と「サンマ」です。秋の味覚の代表選手ですね。どちらか迷うなどナンセンス……ということで両方購入することに(笑)。おにぎりはコンビニなどのものと比べるとしっかりとした大きさ。松茸はスライスされたものが2枚入り、タケノコやこんにゃく、ニンジンが食感にアクセントを加えてくれます。一方のサンマは、ワタを含めた特有の香りが一口食べた瞬間から広がります。サンマの脂もいい塩梅です。身はかなり細かくほぐされていますね。どちらも南魚沼産のお米、有明産の海苔を使用。四季や旬を大切にする日本人、万人ウケする内容かと。専門店がパリで人気など注目を集めるなど、日本のソウルフードと言っていい「おにぎり」。季節のおにぎりは(秋に限らず)、文字通り“いまの旬”をダイレクトにお届けできます。そんな逸品を、手土産にいかがでしょう。
※通常は販売開始から1ヶ月程度の期間は購入できますが、原材料の入荷状況により販売終了時期が早まる場合がございます。
※掲載情報は 2016/11/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コピーライター、グルメガイド
菅野夕霧
コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。