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外国人が喜びそうな、日本らしい「粋」なパッケージのお菓子を集めてみました。シンプルなものから、世界的に有名な浮世絵を描いたものまで。中身は必ずしも和菓子じゃないところにも注目です!
寄席文字の書かれたパッケージがなんとも「粋」な落語にちなんだおせんべい
日本一長いと言われている約3kmの「天神橋筋商店街」の真ん中あたりにある、創業元治元年(1864年)の「御菓子司 薫々堂(くんくんどう)」。上方落語の聖地「繁昌亭」の売店では、薫々堂の「繁昌亭せんべい」が販売されています。味もさることながら、包装紙がなんとも粋なのです。こちらのご主人は大の落語好きなのだとか。
もらった人が「おぉ!」と驚く浮世絵の描かれたクッキー缶
「泉屋東京店」が販売している浮世絵の描かれたクッキー缶をご存知ですか?水しぶきを上げた波がダイナミックな構図の「神奈川沖浪裏」と、有名な「赤富士」の2種類があります。包み紙を開けると浮世絵が目に飛び込むサプライズと、蓋を開けると顔を出す昔ながらのクッキーにまた驚く、そんなお菓子です。お値段も1,000円(税別)でリーズナブル!
和栗の美味しさをとことん詰め込んだ、そぼろ弁当みたいな「和のモンブラン」
赤い糸がかけられたシンプルな和風パッケージ。開けてびっくり!中にはそぼろ状になった丹波栗のペーストが、まるでご飯のようにびっしり詰まっています。中央には、日の丸弁当の梅干しさながらの栗が丸ごと1個。こちらは和栗のおいしさを閉じ込めた「和のモンブラン」。付属の木のヘラですくって食べるのが粋な流儀です。
昭和なのにモダンさも!創業70周年を記念して生まれた「ふわっと焼まん」
昭和21年の創業以来、銀座で70年を誇る和菓子店「銀座鹿乃子」。栗や小倉など6種類の味わいがある「かのこ」が有名ですが、新作の「ふわっと焼まん」からも目が離せません。創業70周年を記念して作られた新商品の焼きまんじゅうのようなお菓子です。中には、滑らかな口当たりと洗練された甘さの広がるこしあん。赤と黒のパッケージもなかなか粋ですね。
白木の木箱に詰められた、上質な餡とくるみの丸い和菓子
会津の茶席菓子「香木実(かぐのきのみ)」は、伊勢志摩サミットでも振舞われたという日本を代表する和菓子です。見た目はまるでトリュフチョコレート。ホロホロと口の中で崩れると、香ばしいくるみが姿を現します。このくるみも会津産。全て自家製餡の大豆餡もじっくり3時間かけて手作業を繰り返し作られています。
箱根湯本「丸嶋本店」の温泉まんじゅうは元祖の名にふさわしい美味しさ
箱根湯本駅の正面に伸びるメインストリートにある、創業1900年の老舗「丸嶋本店」。ハイレベルな味と噂の「温泉まんじゅう」は、この店内で作られています。店名の焼印が押され中には“こしあん”が入っています。茶色のまんじゅうの皮は、着色料を使わない黒砂糖の自然な茶色。パッケージに描かれたレトロな富士山と箱根山のコントラストにも注目です。
※掲載情報は 2016/10/21 時点のものとなります。
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