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四季折々の絵柄が毎月楽しめる！伝統の瓦煎餅を一堂に会した専門フロア
10月15日（土）、銀座5丁目に新たなフラッグシップショップをオープンした「銀座 松﨑煎餅」。
真新しいエントランスから飛び石に導かれて地下に降りていくと、目の前に広がっていたのは、様々な色彩で繊細に描かれた絵柄がまるで美術館のように美しく並べられた「瓦煎餅」専門のフロア。松﨑煎餅の顔とも言える「三味胴（しゃみどう）」が一堂に会しています。
間接照明の穏やかな光の中、塗り壁に映し出される幻想的な美しい映像が作り出す空間は、訪れる人をこの上なく優しく迎え入れてくれます。
212年の歴史を未来へつなぐために煎餅の再定義を
1964年（昭和39年）東京オリンピックの年に誕生した銀座4丁目の本店ビルの老朽化に伴い、2017年１月末日に本店の閉店が決まり、新たな本店としての役目を果たしていく新たなフラッグシップショップ。
これまでの212年にわたる松﨑煎餅の歴史を未来へつなぐため、新たなテーマとして掲げたのは『煎餅の再定義』。2016年4月にオープンした松陰神社前店の軸である『地域密着・原点回帰』と共に『松﨑煎餅 これからの200 年計画』の両軸として、誰の近くにも存在する「煎餅」という菓子を再定義することで、今まで以上に身近な存在に。そして、今まで以上に贈り物にしたくなる「煎餅」を目指すということです。
1枚1枚熟練の技で仕上げていく絵付けへのこだわり
プレスを招待した内覧会では、一枚一枚手作りで仕上げていく「三味胴」の絵付け作業を実演していました。黄色と赤で色付けした2色の砂糖を一緒に塗り重ねていくのは熟練の技が必要。季節ごとに変わる絵柄をつけていく行程は、全て手作業で丁寧に仕上げていきます。
出来上がったのは、鮮やかに夜空を彩る花火。乾燥させた後、もう一度立体感を出すために塗り重ねます。
こちらのフラッグシップショップならではの商品として、アーティストとコラボレーションした特別な「三味胴」があります。また、キャラクターを使ったものは一部店舗での限定販売です。
お土産などに買われる海外からのお客様も多いとか。海外からの観光客が多く訪れる銀座ならではの豊富な品揃えです。
こちらは10月の限定三味胴「神無月」の絵柄。銀座本店、銀座すずらん通り店の2店舗限定の取り扱いです。数量限定販売のため、規定数終了後は順次翌月の絵柄に切り替わります。
絵柄は季節ごとに、毎月変わっていきます。常時12種ほどがあり、お気に入りの絵柄を1枚1枚選びながら、贈り物をするのも楽しいかもしれません。
ディスプレイされた煎餅の絵柄の焼印。戦火を免れるため必死に守ってきた貴重な品もあります。200年という歳月の中で、代々受け継がれてきた「松﨑煎餅」の財産です。
洗練されたモダンな雰囲気を醸し出しながらも、店内の細部にはかつての店構えと同じ色づかいを意識したこだわりのしつらえが施されています。身近な「煎餅」という存在をより温かく感じさせる空間に是非、訪れてみてはいかがでしょうか？
＜店舗情報＞
銀座 松﨑煎餅 すずらん通り店
営業時間：11:00 〜 19:00
東京都中央区銀座5-6-9 銀座F・Sビル1F
※掲載情報は 2016/10/21 時点のものとなります。
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