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緑茶をまるごと食べてみるという新しい習慣
ビタミンCやカテキンが豊富、健康によいと知っている緑茶ですが、茶葉に含まれるビタミンEやベータカロチンなど身体によい成分が摂取できないのがもったいないと思っていたところ、出会ったのがこの静岡県掛川市の緑茶メーカー「山英」が作る食べるお茶でした。
静岡県西部に位置する掛川市は深蒸し茶を主流とするお茶の産地として知られていますが、人口10万人以上の市区町村の中でがんによる死亡率が日本一低いそうです。緑茶を摂取する習慣はこれからも大切にしたいところですが、最近は緑茶を急須で淹れることも少なくなり、ペットボトルでばかり飲んでいる……、そんな方も多いのでは?
では緑茶を食べてみるのはいかがでしょう?この「食べるお茶」飲料用ではなく、食用に安全な土で栽培した残留農薬ゼロの茶葉を細かく刻んであります。使い方は簡単で、ご飯やパスタ、野菜炒めや焼きそばにパラパラっとふりかけるだけ。スープやピザトーストのトッピング、クッキーやパンケーキの生地に混ぜたり、コロッケやカツの衣としてパン粉に混ぜたりとアイデア次第で使い方も広がります。今日はチャーハンにふりかけてみました。緑茶のさわやかな香りがアクセントになり、食物繊維やミネラルも豊富なので、野菜不足も補えます。お弁当作りにも役立つでしょう。
山英さんがお茶メーカーとして素晴らしいと思うのは、70年も前から有機肥料の研究に取り組むほど土にこだわっていること、そして茶畑に国際的な食品の品質安全基準ミニHACCPを導入した加工施設を持っていること。いつしか食べる緑茶も飲む緑茶も、山英さんから取り寄せるようになりました。簡単で美味しい食べる緑茶の習慣始めてみませんか?
※掲載情報は 2016/09/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードプランナー&フランス語通訳
勅使河原加奈子
東京都生まれ。学習院大学文学部フランス文学科卒。ワイン専門商社勤務後、フランス人シェフ招聘ビジネスに7年半関わり、2000年フードデザイン&イベントプランニングCREMA設立。フランス人シェフの招聘を続ける傍ら、ハチミツ専門店のMD企画、ホテル・レストランのオープン・リニューアルのアドバイス、洋菓子専門誌編集、フランスわさび栽培コーディネート、百貨店内フードショップMD企画、仏レストランブランドの商品開発のアドバイス、洋包丁輸出コーディネートなどを経て、食イベントの企画制作、レストランのHP制作、食の撮影コーディネート、イベントのPRコーディネートなど食全般の仕事に携わる。同時に料理・ワイン・製菓・製パンに特化したフランス語専門通訳者および翻訳家(翻訳本「ジョエル・ロブションのすべて」)としても活動。2011年秋以降、地方創生、地方食材のリサーチとフランス人シェフへの紹介、国内外での燗酒の普及にも携わる。