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魅惑の秋の味覚！今しか食べられないホクホク甘くて絶品な生落花生！
おつまみでポピュラーなピーナッツ。日本では落花生ですが、ほとんどの方がご存じなのは炒ったカリカリしたナッツだと思います。私も何十年もそう思っていました。うん十年前、千葉の婚家にお呼ばれしたときに、初めて見るまでは生の落花生が一般的に流通していることも知りませんでした。
お夕飯の小鉢の一品に殻付きの落花生が並んでいて、んん？殻付きピーナツをおかずにするのかしら？しかもちょっと湿ってるし、謎だわ～、と思いながら一口頂いてみると、何これ～！？モチモチして柔らかくておいしいいいい～～の衝撃を受けたことを今でも思い出します。それは旬の生落花生の塩ゆでだったのです。落花生が生 で売っているなんて見たことないわ、とすぐに販売所に連れていってもらうと、道ばたのそこここの無人の野菜販売所においてあったり、スーパーにもふつうに枝豆のようにおいてあったのです。おお～！ところ変わると売っている物も色々違うのね～と感慨深く思ったものです。それ以来、生落花生の虜に。
なにしろ生落花生は旬が短いのです。9月に入って2～3週間でしょうか、あっという間です。生落花生は塩ゆでして頂くのが一番美味しく、長時間ゆっくり茹でます。大きさにもよりますが殻ごと茹でるので40分から１時間ほど、圧力鍋であれば7～10分ほど、中の身が柔らかくなるまで茹でます。茹でたて熱々をすぐにザルにあけてつまんでみると、ホクホクしてちょっとねっとり、そしてほのかに甘いお味がえも言われぬ美味しさです。何十年もこんな美味しい物を知らなかったなんて～～～、でも大人になってからこんなに美味しい物を知ることが出来て嬉しい！日本も狭いようで広いな～、地域密着でまだあまり広く知られていない美味しい物がいっぱいあるのでは？とウキウキ思えるような食べ物です。まさに今が旬！気になる方は急いで～！
【千葉県産生落花生】
販売業者：田辺農園
郵便番号：294-0224
住所：千葉県館山市藤原852
※掲載情報は 2016/09/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
田中伶子クッキングスクール校長
中村奈津子
日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミー、香港鴻星料理学院で学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、実家田中伶子クッキングスクールに勤務。2012年「LOVELY TABLE GINZA」開校。現在もニューヨークを行き来する活動をしている。
PHP研究所発行月刊誌「JAPAN CLOSE-UP」に料理記事連載。光文社「VERY」「女性自身」などに寄稿。ＢＳフジ阿川佐和子氏の「阿川ごはん」レギュラー出演。日本テレビ「ＺＩＰ！」定期出演中。
主婦と生活社発行「一生作り続けたいおかず～５０年の名門料理教室のベストレシピ１５０」が2014年本屋レシピ本大賞4位入賞。2014年9月講談社発行「本当に作りたい料理、ぜんぶ。」好評発売中。
