まだまだ残暑も厳しい9月、そろそろ涼しくなってほしい第3月曜日は敬老の日です。せっかく休日にまでなっているのですから、日ごろの感謝と労いの気持ちをしっかり伝えたいところです。かといって、年配の方はそれなりに良いものでも欲しいものは自分で買えますし、贈り物をするにも何を贈れば喜んでもらえるか悩むところです。今回は、そんな敬老の日に最適な贈り物を、男性向けのグルメにスポットを当ててご紹介します。

大人の方への贈り物を考える時、お酒は候補に入りやすいのではないでしょうか。そこでご紹介するのが、ニッカウヰスキーの「宮城峡」です。

この「宮城峡」は、最近人気を集めているジャパニーズウイスキーの一つで、ウイスキーには珍しい、華やかでフルーティーな香りと、軽やかな口当たりが特徴です。ウイスキー初心者でも飲みやすいので、おじいちゃんと大人のひと時を楽しむのにもおすすめです。

干し柿といえば、昔話でお家の軒先に縄でつるしてあるイメージですが、この「柿の彩」はそのイメージを一新します。

そのままでもおいしい市田柿を、柿霜と果肉の層の美しさを生かしてミルフィーユ状に重ねてあります。フィリングは、ねっとりとした甘さがお茶請けにおすすめな安納芋と、ワインにも合うクリーミーチーズの2種類。純水に干し柿の美味しさを味わえる市田柿も合わせて3種類の詰め合わせも、ギフトにおすすめです。

チーズが好きな方にぜひ食べてもらいたい「ヨハン」のチーズケーキ。チーズをたっぷりと使っていて、しっかりとチーズのコクと香りを楽しめます。

創業者が定年後に開店したお店のため、「おじいちゃんのチーズケーキ」とも呼ばれ親しまれています。老若男女誰でも食べやすい、後味がさっぱりとしたケーキは、スイーツとしてはもちろん、栄養も満点で健康維持の助けにもなるよう、無添加にもこだわって作られています。

弘法大師が日本にもたらしたとされる歴史の深い銘茶、「大和茶」。その大和茶の風味や旨味を最大限に引き出すため、焼き時間や温度から、使用するホワイトチョコレートの種類まで試作に試作を重ねて出来上がった抹茶のガトーショコラ。テリーヌのような食感から「大和茶テリーヌ」と名付けられました。

徹底的にこだわったその味は、口に入れた途端から、余韻までしっかりと贅沢な抹茶の風味を味わうことができます。

桐箱に熨斗という高級感のある丁寧な包みが大人心をくすぐるこちらのケーキは、一流ホテルのパレスホテル東京が手掛けるホテルスイーツです。

ホテルオリジナルの純米吟醸酒「壱ノ壱ノ壱」と、八海山の酒粕を使用した、風味豊かな日本酒ケーキは、上品な甘さで、まさに大人のスイーツです。お酒が好きなおじいちゃんに、お酒のプレゼントもいいですが、こんな変化球のプレゼントはいかがでしょうか？

平仮名で「れ」と大きく書かれたラベルが印象的なこちらの焼酎は、加賀野菜の一つ、加賀蓮根を使って作られた、その名も「加賀れんこん」です。

まろやかさと奥深さを出すため、アルコール度数は少し高めの30度。すっきりとした飲み口と、ほんのりと甘い後味に仕上がっています。時間がなくて普段ゆっくりお話ができないおじいちゃんと、話題のきっかけに一杯いかがでしょうか。

プリンというとカップに入っていて、とろけるような柔らかいイメージがありますが、この「ミラノプリン」は四角く、固めに仕上がっていて、おしゃれなケーキのような装いです。

一口食べると、見た目どおりの濃いクリームの味わいがひろがります。お味はプレーン、ジャポーネ（抹茶）、シチリアピスタチオなど全6種類。詰め合わせも選べます。全国発送も可能なので、遠く離れたおじいちゃんへのギフトにもおすすめです。

一日二組限定というプレミアムなお宿薪の音金澤では、お取り寄せでオリジナルスイーツが楽しめます。落雁の老舗「諸江屋」の特注品、あんの代わりに干し柿をサンドした「干し柿生落雁」、10種の落雁が上品に並んだ、「落雁十彩」など、薪の音ならではの和菓子は贈り物に最適です。

他にもカフェには美味しいスイーツがいっぱいあるので、取り寄せしたお菓子を食べながら、おじいちゃんと金沢旅行へ夢を膨らませるのもいいですね。

こちらの最中板尾甘露堂の「加賀さま（小）」は、加賀藩前田家の紋所が印象的な最中です。あんの種類は粒、こし、抹茶の3種類とシンプルな最中です。さて、最中があるとなれば、欲しくなるのはお茶かと思いますが、おすすめするのは日本酒との組み合わせです。

辛口かつ米の香りが豊かな物と合わせると、最中の甘さが日本酒をおいしくしてくれます。日本酒好きなおじいちゃんにぜひセットで贈りたい組み合わせです。

北海道のお土産屋さんなどで見かける丸い筒、五勝手屋本舗というお店の羊羹なのですが、羊羹が入っているなんて、知らない人には想像もできない見かけです。そして、食べ方も独特です。ふたを外したら、筒の底を押して中身を出し、筒についている糸で食べる分だけを切るという、手が汚れず、包丁もいらない親切設計。

羊羹本来の小豆ではなく、金時豆を使う事によってしつこさのないコクを生み出していて、お茶請けにもおすすめです。