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飽きずに手軽に続けられ、必要な栄養素がすべて含まれている
今年、「完全食」が日本に上陸した!アメリカでは似たような製品が販売されていたものの、日本への規制のある成分が入っていた。そのため、すべての成分の見直しをかけて、ついに今年日本発売となったのが、今回ご紹介する「COMP(コンプ)」である。
「完全食」というとイメージしにくいが、簡単に特徴を3つ挙げるとすると炭水化物の吸収を穏やかにすると言われるパラチノースが配合。味のメインは大豆のためイソフラボンが多く含まれている。そして、最近注目を集めているアカシア食物繊維が配合されている。栄養素については、東京大学大学院博士号を取得しているCOMP社の社長が配合を考えていることも、安心感の一つと言える。
人に必要な栄養素を含み、腹持ちが良く、手軽に作ることができ、価格はファストフードより安い、と4拍子そろった「完全食」なのである。時間のない現代人の生活に合うように作られているが、味は好きなようにアレンジ可能なので、それも合わせて作り方を見ていこう。
今回は写真を多くし、作り方をご紹介したいと思う。まず、購入すると、COMP(粉末)とシェイカーがセットになっている。作り方が如何に簡単か、見ていきたい。
専用のシェイカーにCOMPの粉末を入れる。この粉末の量でカロリーが決まってくる。男性と女性で粉末の量は違うが、シェイカーは共通なので、みんなで使えるエコなのもうれしい。
そして、ここに水を入れてシェイカーで振れば、粉末のカロリー分が摂取できることになる。この作り方だと、あっさりとしたクセのない大豆飲料の味となる。
今回は、分かりやすいようにコーヒーを使ってみた。コーヒーを入れて、付属の蓋をして、シェイクする。
そうすると、このような色になり、味としてはソイラテとなる。入れたコーヒー分のカロリーが追加されるが、味はソイラテになる。
せっかくの機会なので、いろんなもので試してみた。このように、カロリーの少ない飲料から、カテキンを含む緑茶、カルシウムを含む牛乳、スムージー、カカオを含んだココアなど、好きな組み合わせとカロリー調整ができ、ダイエット時に飽きずに飲用できるすぐれものなのである。
個人的には、予想外にキリンの午後の紅茶が驚くほど相性が良かった。ココア、抹茶などは文句なしに抜群の飲みやすさ。粉末とシェイクするため、水分が多いものと合わせることをおすすめする。そして、炭酸飲料との組み合わせはシェイクするため、控えてほしい。
筋トレ中の方だったら、ここにプロテインを混ぜても、スペシャルなオリジナル完全食となる。
朝ごはん代わりや、残業中など、忙しい現代人のライフスタイルにあった完全食。体調や不足している栄養素を含んだドリンクと合わせられるのが、面白いと感じた。
※掲載情報は 2016/09/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー
高橋香葉
「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。
主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等