秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選

秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選

記事詳細


秋田市は秋田県のほぼ中央部に位置し、東に出羽山地、西は日本海に面しており、緑豊かな公園都市です。「お肌がすべすべとなる美人の湯」ともいわれる秋田温泉もあり、「美人の街」としても知られています。温泉も多く、日照時間の少なさや寒い気候、湿度の高さなどの気候条件などが、美人が多いと言われている理由だそうです。そんな秋田市に行ったら絶対買いたい、伝統の技が光る「餡」が絶品の和菓子をご紹介します。ただ甘いだけではない、それぞれの餡の魅力を存分に味わってみてください。

1:【のぼり饅頭】口元に近づけるとほのかに日本酒の香りがしてくる大人の和菓子

秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選
秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選

天保10年(1839年)創業以来、約170余年、菓子道一筋「開運堂」の「のぼり饅頭」は、北海道の小豆こし餡を、秋田銘酒の酒粕で仕込んだ生地に包み、しっとりと蒸あげた素朴にして上品な味わいで、町名にちなんで創作された饅頭。口元に近づけるとほのかに日本酒の香りがしてくるので「大人のための和菓子」と言えますね。お茶はもちろんエスプレッソコーヒーに合わせるのもおすすめですよ。

2:【金萬】小ぶりの今川焼のような形状で、何個でも味わえてしまう饅頭

秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選
秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選
秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選

創業昭和28年の「金萬」の社名が商品名となっている「金萬」は、60年以上のヒット商品。創業者の大内正見氏が、東京の「都まんじゅう」という白あん等をカステラ風の生地で包んだお菓子に魅了され考案されたそうで、もともとは「金座街のまんじゅう」を略した「金万」でしたが、途中で「金萬」に。小さな今川焼みたいな形状で、まわりのカステラ風の生地にはちみつや玉子をぜいたくに使用していて、まろやかな甘さが特徴。更には、中の白餡に上質な玉子の旨みも相まって優しいしっとりとした口あたり。何個でも食べられそうですよ。

3:【もろこし】秋田の殿様佐竹藩主への献上菓子として使われていたあずき菓子

秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選
秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選

「宮田製菓」の「もろこし」は、その昔、秋田の殿様佐竹藩主への献上菓子として使われていたようです。原材料は砂糖・煎小豆粉だけですから、固めるのは打ち菓子の伝統技術が必要ですが、サラサラしたあずきの粉が口の中で溶けていくのですから、技術の高さに脱帽です。これが、秋田の伝統菓子と言われる由縁ですね。

※掲載情報は 2016/09/06 時点のものとなります。

  • 6
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
秋田美人も食べている?!秋田の伝統の技が光る絶品「餡」の和菓子3選
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

ippin編集部のお取り寄せ

ippin編集部のお取り寄せ

"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。

次へ

前へ