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北陸新幹線が開通して1年が経ちました。まだまだ話題が絶えない北陸新幹線の現在の終着点「金沢」には、江戸時代から脈々と受け継がれる伝統の和菓子屋があります。今回は、昔から金沢で愛される老舗の、それぞれ当主が挑戦する新しい形の和菓子を3つご紹介します。お土産に話題性抜群のものばかりです!
1:こんな大きな最中は見たことない!?13センチの「加賀さま」
200年以上も前の文化元年(1804年)に創業しました老舗和菓子店「坂尾甘露堂」。この老舗で販売されている「加賀さま」は、最中の表面にかたどられた加賀藩前田家の紋所の「剣梅鉢」の模様が特徴的な13センチの特大最中です。餡の甘さは上品に控えめで、程よくしっとりとしていて、ピースごとに「つぶ餡」、「こし餡」と「抹茶餡」に分かれています。どちらが当たるかは、割ってからのお楽しみです。話題性も抜群なこの和菓子を是非、金沢土産にどうぞ!
2:茶道をしている人にも喜ばれる和菓子「濃茶楽雁」
創業嘉永二年、江戸時代初期創業の「落雁 諸江屋」。こちらでは加賀藩への献上抹茶を使い、石臼図案の型で作られた「濃茶楽雁」が入手できます。原材料は、和三盆糖、寒梅粉、小豆、抹茶とそれぞれの特徴を活かした配合のため、調和の取れた、バランスよい甘さが癒してくれます。金沢の江戸時代の歴史を知り、日本三大銘菓が「落雁」であることからも、是非、茶道をしている方への手土産に。そして、金沢の歴史の深さを知るひとときを。
3:栗、くるみ好きにはたまらない「栗蒸しようかん」と「比咩くるみ」
江戸の末、嘉永五年に加賀の名刹那谷寺の門前にて、寺侍那谷吉兵衛が羊羹の販売を始めたのが始まりの「松葉屋」。こちらでは、カリっとした食感が癖になる「比咩くるみ」と「第二十二回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞」も受賞した栗がごろごろ入った「栗蒸しようかん」が楽しめます。小松市に旅行に行かれる際は、「松葉屋」本店に是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。お店の隣のギャラリーには、地元の工芸家作品も展示してあります。
※掲載情報は 2016/08/30 時点のものとなります。
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