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美濃加茂市は、岐阜県の中南部に位置し、かつては、中山道51番目の「大田宿」という宿場町でした。市内には、広大な敷地に築100年を超える木造校舎や、藁葺きの家など、昭和30年代の里山を再現したテーマパーク型の公園「日本昭和村」等、古きよき伝統を大事にしている「美濃加茂」エリアおすすめの地元素材が主役の渋いお土産をご紹介します。
1:【白扇酒造・福来純:三年熟成本みりん】デザートワインのような本みりんとは?
岐阜県飛騨川のほとりにある町、川辺町にある老舗酒造で、酒造りの命である名水と町域の7割を占めるという山林など恵まれた環境と風土の中、原材料は全て地元の最良のものだけを調達するというこだわりの酒元「白扇酒造・福来純」の「三年熟成本みりん」。日本で本格みりんを造っている醸造所はわずか数軒しかなく、ここでは伝統製法を継承する3大みりんのひとつを作っています、3年熟成させた味醂は、味にとげとげしさが無くなり色も艶のある琥珀色。プロからの支持も高い本物のみりんは、様々な料理を引き立ててくれ、普通の料理が一流料亭の味になりますよ。
2:【ますぶち園・美濃白川茶 かおる】「べっこう飴」のような濃厚な旨みのお茶
飛騨川・白川・黒川・赤川・佐見川の5つの川を代表とする、渓谷の清流が美しい山紫水明の自然豊かな山郷にある「ますぶち園」の「美濃白川茶 かおる」お茶の産地としては、北限に当たる白川で作られ、また、始まりが400年以上昔から栽培されてきたと言われており、川霧が葉を潤し、昼夜の温度差が山間地特有のお茶の特長を醸し出し、香り高く深みのあるお茶として有名です。深い緑の色に癒され、香りもとても分厚く、一口飲むとお茶なのに、最初に、「べっこう飴」のような濃厚な旨みが顔を出します。普段からお茶をたくさん飲んでいる方やお茶が大好きな方にも楽しんでもらえるような個性的なお茶はいかがでしょうか。
3:【堂上蜂屋柿・堂上蜂屋柿ブランド構築事業実行委員会】蜂蜜のように甘い干し柿
「美濃加茂市 堂上蜂屋柿ブランド構築事業実行委員会」の「堂上蜂屋柿」は、品種、大きさ、製法まで「美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会」の生産者だけに許された名称。蜂屋地域の方々のたゆまぬ努力で、食の世界遺産として知られる「味の箱船」(スローフード協会・本部イタリア)や、「本場の本物」(農林水産省)にも認定されています。美濃加茂市ならではの歴史と風土と味を未来へ遺す意味でも希少価値のある逸品は、予約販売を受付けてくれるそうです。宮廷への昇殿を許された格をもつという意味で、平安時代から天皇や幕府へ献上され、鎌倉時代にはあの、源頼朝が「蜂蜜のように甘い」と絶賛したことから、「堂上蜂屋柿」と呼ばれるようになった由来がある絶品を今年の年末にいかがでしょうか。
※掲載情報は 2016/08/29 時点のものとなります。
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