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平成28年3月26日に、新青森駅から新函館北斗駅に北海道新幹線が延伸・開業して話題になり、函館観光の大ブームが起きています。東京と新函館北斗間は最速4時間2分で結ばれました。また、従来どおり飛行機の場合は、函館空港までは、羽田から約1時間半、伊丹空港から約1時間40分で着きます。さらに身近になり、この夏の観光地の候補としても人気が高い函館です。今回はそんな函館に訪れたら絶対買っておべき、地元の海産物で作る海産土産をご紹介します。
1:【鰊みがき弁当】身欠きにしんに、数の子3本が入った弁当は函館伝統の味
函館駅でぜひ買っていただきたいのが名物の「鰊みがき弁当」。今年で発売50周年の「伝統の味は、昔ながらの「掛け紙」を外せば、「身欠きにしん」の甘露煮と太い歯ごたえの良い大きな数の子「数の子」が3本も入った、まさに函館の人気海産物が主役の駅弁。
骨が柔らかくなるまでじっくり煮込んで、一晩寝かせた「「身欠きにしん」の甘露煮の甘さと、数の子のしょっぱさが実にいいバランスを保っています。これだけの豪華さで880円という安さですので、旅行中は自分で味わって、最終日にお土産に買って帰るというのもおすすめですよ。
2:【かんずり入り いか塩辛】糀入り・杉樽仕込みの塩辛にピリッとした辛さが絶妙
国内のイカの水揚げ量第1位の北海道は、全国の水揚げの約3割を占めます。函館漁港で最も多く水揚げされる海産物である「するめいか」を用いて、作られるもののひとつに「塩辛」があります。なんと、函館のゆるキャラとして知られる「イカール星人」も、このスルメイカをモチーフにしているのだとか。そんな函館でおすすめするのが、小田島水産食品の「かんずり入り いか塩辛」。糀入り・杉樽仕込みの塩辛に、塩漬けにした唐辛子を雪の上にまいてさらして砕いて、さらに糀や柚子を加えて熟成させた「かんずり」を入れた塩辛は、上品な辛さと、木樽仕込の上質ないか塩辛がまろやかで最高の味を醸し出しています。あつあつのご飯にはもちろん、この時期には冷酒と一緒に楽しむのもおすすめです。
3:【松前漬】スルメと昆布の醤油漬けで味が決まる松前漬は、蝦夷地のスローフード
本場の松前漬の製造・販売を行っている「龍野屋」の松前漬。数の子が大半を占めるような松前漬が人気のなか、こちらの松前漬は、数の子が「そう言えば入ってるね」という程度。本来の姿で単純にスルメと昆布の醤油漬で、勝負する逸品は、砂糖、調味料も使わず材料の味と発酵具合が試されます。せっかく函館に来るのであれば、するめ、昆布、醤油の発酵から来る絡み合いの素朴な味わいが感じられる、昔ながらの松前漬をぜひ選んでくださいね。
※掲載情報は 2016/08/07 時点のものとなります。
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