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紹介している商品
金の容器に入ったインパクトのあるふりかけ
「幼い頃から食べてきたふりかけに似ている」これが初めて食べたときの印象でした。
鰹節の香りがご飯にかけると広がるこの瞬間がいつになっても大好きで、この喜びをお土産やお礼の品などでお渡しすることも。何といっても容器が金!ふりかけの名前も金富利!なんだかとても幸運をつかんだ気持ちになる逸品です。
今回もこの記事を書くために購入をして、さっそくごはんにふりかけをかけてみる。金ゴマと絶妙の醤油・味醂・砂糖だけのバランスが、こんなに鰹の味を引き立てるのかといつも思ってしまいます。
容器の中身はふりかけがダイレクトに入っているのでなく、袋に入り、尚且つゴムバンドで封をする仕組みになっています。それだけで高級感があり、金のパッケージでさらに普段使いというよりも贈答にしたいと思う品です。何度見ても名前の「金富利」が幸運を感じるのは、私だけでしょうか?
自然の恵みを育んだ鰹
林久右衛門さんの鰹は鹿児島県枕崎のもので、枕崎という場所が300年以上も前より鰹漁が盛んな場所として知られてきました。今でも福岡で鰹の時期には、鹿児島枕崎産のカツオのお刺身などがお店に並ぶのを見かけます。
枕崎の黒潮にのって北上するカツオの身が淡泊であり、コクのあるほどよい脂加減であるために鰹節づくりにとって理想の素材のようです。加えて水揚げされたカツオを直接仕入れてからすぐに港近くで加工できる、希少な環境になっているそうです。
鮮度がよい状態ですぐ加工が出来ることがやはり一番ですね。
シンプルにご飯に金富利をパラリとかけて、ササッといただく。何気ないことですが、そのことが出来る幸せは何にもかけられない至福です。本日もこれにていただきます!
ぜひ林久右衛門「金富利」をご賞味ください。
※掲載情報は 2016/07/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スイーツプランナー
山口真理
福岡と東京を拠点とし、カフェや企業などのメニュープランニング多数。全国を訪れて生産者と出会い、食卓をつなぐパイプ役として素材をベストな状態でスイーツに添えるレシピ提案をする。福岡県農商工連6次化産業開発アドバイザー。農家をピックアップした冊子と食材をセットで送る「ふくおか食べる通信」レシピコーナー撮影フードスタイリスト並びにメニュー開発。フードコーディネーターとして撮影スタジオでのフードスタイリングも多数。Yahoo!JAPAN「日本の定番選定委員会スイーツ101」選定人。フェリシモ商品「シリコン型お菓子の会」「ミニシリコン型お菓子の会」プロデュース。フェリシモ出版「毎日のごはんを楽しく作る雑貨のカタログSweetsBook」ポプラ社「スイーツの仕事」出版。文化放送「ピピットサンデーWakuwakuMix」出演。