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都会の喧騒を離れて、時間を忘れる那須の森のリゾート
職業柄、海外からのお客様や役員の会議用にホテルを探すことが多いのですが、少々目先を変えた会議場所を、という要望のためにリゾート施設を当たることがあります。日本中いたるところに素晴らしいホスピタリティのホテルやリゾート施設はありますが、これまでで最も印象に残る場所の一つは、小規模の役員会議に利用した那須の「二期倶楽部」です。
4万2000坪の広大な敷地に広がるこちらの宿泊施設は、時間が経つのも忘れるほど美しい自然の中にひっそりと佇んでいます。森林と小川に囲まれた二期倶楽部では、鳥のさえずりを聞きながらのウォーキング、ゴルフ、乗馬などさまざまなアクティビティーを敷地内、もしくはその周辺で楽しむことができます。敷地に隣接する、よりカジュアルな宿泊施設、アート・ビオトープ那須には陶芸スタジオやガラススタジオが併設されていて、滞在中に手びねりの陶器や小さなガラス作品を製作することができます。（陶器は成形まで体験できます。完成作品は数ヶ月後に、大切に手元に届けられます）。
二期倶楽部で感動したのが、こちらの温泉。お湯に浸かっていると鳥のさえずりや小動物が木々を揺らす音が聞こえてきます。露天風呂もあり（こちらは温泉ではないそうです）夜になると、都会では絶対に見ることができないすばらしい星空を眺める事ができます。
二期倶楽部では、土づくりから丹念に培ってきた自家菜園「キッチンガーデン」があり、そこで栽培された新鮮な野菜と、温泉水で炊き上げた栃木県産のお米など、こだわりづくしの食事を楽しむことができます。森林浴ができる朝食や、「和魂洋才、温故知新」がコンセプトのラ・ブリーズ。スパに隣接するガーデンレストランは身体を内面から健康に、美しく整えることを料理のテーマにおいているとか。ここでのお食事の質はかなりレベルが高く、心身ともに満たされること間違いありません。
ロケーション、食事、さりげなく非常に気の利いたサービス、お子さん連れのご家族はもちろんのこと、コンラン卿がデザインしたパビリオンは、部屋が独立して点在しているので、大人がひっそりとラグジュアリーな時間を過ごすのに最適な空間となっています。
館内の「二期ブティック」で販売されている「二菓」というフィナンシェは絶品です。神戸芦屋に本店を構えるアンリ・シャルパンティエと二期倶楽部がアイデアを出し合いながら作ったということで、上質な素材を使っているのが口に含んだ瞬間に感じられる、上品で贅沢なスイーツです。プレーン、いちじく、抹茶、生姜の4種類のフレーバーがあります。素材や風味がぎゅっと凝縮された小ぶりで固めの焼き上がりになっています。
【プレーン】
バターの風味が豊かな王道のフレーバーです。何個でも食べてしまいそうな飽きのこないテイストです。
【抹茶】
ほろ苦い抹茶の風味が癖になります。抹茶の風味は濃厚なのですが、それでいて主張し過ぎることなく全体的にとてもバランスよくまとまっています。
【いちじく】
ドライフルーツのいちじくがアクセント。しっとりとしたフィナンシェの味わいにいちじくの食感と風味がほど好くマッチしています。
【生姜】
珍しい生姜のフレーバーですが、生姜とキャラメルパウダーの相性がとてもよく合います。
この4種類のフレーバーの組み合わせは絶妙です。プレーン2個とその他のフレーバーが1つずつの5個入りで1430円と値段もお手ごろ。二期倶楽部ブランドのついた「二菓」は、あなたのちょっとしたセンスが光るギフトになること間違いないでしょう！
※掲載情報は 2016/07/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
エグゼクティブセクレタリー
風見幸代
日本企業でのOL経験を経て海外に飛び出す。アイルランド、イギリス、オーストラリアでヒルトンホテルのレセプショニスト、総合商社丸紅の現地スタッフとして働きながら語学力を磨き、その地その地での生活文化、食生活を探求する。帰国後は外国生活で現地の人に助けられたご恩返しの意味も込め、外国人をサポートする秘書の職につきました。英検１級、秘書検定1級、国際秘書検定CBS、国際資格であるCAP－OM等の国内外でのアドミスタッフ関連の資格を取得。またイギリス、アイルランド生活で興味をもった英文学の勉強をするため（特にオスカー・ワイルドやバージニア・ウルフ）、青山学院大学大学院で英文学を専攻し博士前期課程を修了。翻訳の資格をとるために、バベル翻訳大学院にて勉強し、翻訳修士学位を取得。
2014年10月には明日香出版社より『「きっちり！」仕事ができる人の47のポリシー』を出版しました！
URL：http://www.asuka-g.co.jp/book/business/006872.html
限られた時間を楽しみながら、いかに無理せずに効率的に使うか、ということを日々の課題として取り組んでいます。
