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土の中で育つ、栄養満点の不思議な豆「ピーナッツ」は、世界で大豆についで生産量が第2位の世界中の人気者。原産地は南米アンデス山麓で、ヨーロッパの探検家たちが自国に持ち帰った後、アフリカやインド、中国へと広まり、日本へは江戸時代にやって来ました。日本では主におつまみやスナックとして食べられていますが、ピーナツを使った食品も多くあります。
ピーナッツの名産地である千葉県では、そのままではなくスイーツに大変身させた人気商品がたくさんあります。今回はそんなピーナッツを楽しめる、ピーナツスイーツをご紹介します。
1:【ぴーなっつ最中】最中に落花生を練り込んだ白餡がたっぷり入った和のスイーツ
「ぴーなっつ最中」の「ぴーちゃん」。初詣でも有名な、成田山新勝寺の門前町にて明治時代に創業した老舗和菓子店が、老舗の商品とは思えないくらいのラブリーさを持った名作を作りました。時々、四つ葉のクローバーをにぎっている「ぴーちゃん」も出現するそうで、遊び心たっぷり。最中の中には落花生を練り込んだ白餡がたっぷり詰まっていて、ピーナツ風味と程よい甘さが絶妙。これだけ愛らしいので、最近はウェディングのギフト用としても人気なのもうなずけます。
2:【らっかせいダックワーズ】老舗和菓子店と落花生屋がコラボしたスイーツ
千葉の新銘菓ともなった「らっかせいダックワーズ」は、創業70年の和菓子屋「千葉虎屋」三代目の店主である森山さんが、老舗仲間である落花生屋の「与三郎の豆」の福井社長とともに、千葉県産の素材にこだわって共同で開発し誕生させました。「千葉虎屋」の森山さんは、「TVチャンピオン和菓子対決決勝戦」に登場されたことでも有名になった方です。
生地はカステラ専用の窯で「外はさっくり中はしっとり」と焼き上げ、サンドしてある千葉県産落花生ペーストは、一番美味しい時期の落花生のみを使用した自慢の一品です。自家製の特製白あんを加えることでコクと味わいが増し、ふわっとただようアーモンドのような風味の香ばしい生地とまろやかな落花生ペーストのコラボは、新しい千葉銘菓になっているそうです。
3:「黒蜜漬け落花生」落花生の殻が黒蜜で真っ黒になるほど浸かった絶妙な甘さが魅力
「黒蜜漬け落花生」は、なんと「特許出願中」の門外不出の商品。落花生の殻が黒蜜で真っ黒になっていて、殻を割ってみると落花生の皮も真っ黒で二度驚きます。落花生自体に蜜が付きすぎて糖で溶けかかっているほど。食べると、甘いけれども、黒蜜の甘さなので甘ったるい感じでは無く、落花生本来の旨みを蜜がまとめてくれています。「黒蜜漬け落花生」のもう1つの楽しみは、殻をコップに入れてお湯を注ぐと黒蜜茶が出来上がることだそうです。こちらの楽しみ方も見逃せないですね。
※掲載情報は 2016/07/18 時点のものとなります。
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