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手土産やギフト、差し入れなど、初めはどんなものがいいか選ぶのも大変ですよね。また、社会人になるなどきっかけがないと用意することが少ないため、経験も必要になってきます。
そんなときは、ippinで活躍しているフードジャーナリストやスイーツプランナー、料理家など食に関わる経験者の方が選んだものから、用途に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。今回は初めての方でも選びやすい、食に関わるプロの方々が紹介する手土産やギフト、差し入れなどにも使えるお菓子を紹介します。
クッキー:料理のように意外性が感じられる『レストランよねむら』の「よねむらオリジナルクッキー」
クッキーは種類も豊富なので選びにくいですが、選ぶなら渡した際に話題になるものがいいですよね。「山田チカラ」 主人の山田チカラさんが紹介してくれたのは、京都にある『レストランよねむら』の「よねむらオリジナルクッキー」です。京都の素材をつかった12種類のクッキーの詰め合わせは、甘いものから辛いものまで、味にバリエーションがあるので食べ飽きず、まるで料理のように意外性が感じられたそう。お店がある京都の素材を使っているので地域性も感じられ、世界的にも有名な格付け本でも評価されているため、渡した際の話題にもことかきません。料理人もオススメする意外性と個性を感じるクッキーです。
バターサンド:生地とクリームの組み合わせは唯一無二の『六花亭』の「マルセイバターサンド」
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサーの小倉朋子さんに紹介してもらったのが、北海道土産ではおなじみの『六花亭』の「マルセイバターサンド」。バターたっぷりで柔らかめなのが特徴のクッキー生地に、北海道産生乳100%のバターにドライレーズンが入ったクリームの組み合わせは、『六花亭』ならではの味が楽しめます。今の時期は冷蔵庫に入れると生地が多少しっかりした食感になって、おいしいのだそうです。どなたにどんなシーンで差し上げても間違いないという安心感のあるお菓子です。
フィナンシェ:異なる3つの食感が味わえる異なる3つの食感
焼き菓子でもクッキーなどに比べると選ばれづらいですが、日持ちもしやすいので知っておきたいフィナンシェ。スイーツコンシェルジュ アドバンスの佐藤ひと美さんに紹介してもらったのが、2011年に情報誌「フィガロスコープ」でNo.1にも選ばれたことがある『HUGO & VICTOR』の「フィナンシェ」です。こちらのフィナンシェの特徴は、異なる3つの食感と甘さ控えめなところ。ナチュール、ショコラ、ルイボス3種類を入れた袋タイプ(3個入り)「Sachet Financiers(サシェ・フィナンシェ)」とギフトボックスタイプ(各数個入り)「Coffret Financiers(コフレ・フィナンシェ)」の2タイプがあるので、手土産やギフトでも選びやいのも魅力。定番だからこそ味に違いが出やすいので、食べればその違いに驚いてくれるフィナンシェです。
カステラ:一日数枚しか焼けない、『糖庵』の「特撰呈上 五三焼カステラ」
食べ慣れたお菓子でもある「カステラ」ですが、フードジャーナリストのはんつ遠藤さんんが現時点でイチオシというのが、『糖庵』の「特撰呈上 五三焼カステラ」。カステラには“五三焼き”というプレミアムバージョンがあり、卵黄5:卵白3の配合で小麦粉が少なく砂糖が多いタイプが各社から発売されています。中でも『糖庵』のは、契約農家の五三焼き専用卵とザラメ糖を使用し、和三盆糖をほどよく配合して作られています。熟練の職人の中でも一握りの方、しかも一日数枚しか焼けないそうで、ふんわり&しっとりとした生地の食感、そして上質な甘さ、卵の濃厚ぶりにびっくりするそうですが、通常の5~6倍の美味しさがあるので絶対オススメとのことなので、手土産に迷ったら選んでみてはいかがでしょうか。
プリン:自分の好みに合わせて調整できる『工房とったん』の「花塩プリン」
こちらは食べ方が3通りもあるプリンです。福岡の糸島半島にある塩を作る工房『工房とったん』で作られるまたいちの塩をカラメルと一緒にかけて食べる「花塩プリン」です。カラメルと花塩は自分の好みで調整ができるようになっているので、プリン自体で食べて、塩で食べて、カラメルで食べて、塩とカラメルを一緒にかけて食べて、と食べ方のバリエーションも自分好みで選ぶことができます。紹介者のスイーツプランナーの山口真理さんは、すべて入れるのがベストの食べ方だそうです。味も他に、キャラメルプリンやごま塩プリンなどもあり、通販などでも対応をしているので、他と違ったプリンをお探しの方にオススメです。
飴:しっかりした食感と自然な美味しさが味わえる『みすゞ本舗』の「みすゞ飴」
飴というと口がさびしいとき摘んだり、のどがいがらっぽいときなどに食べたりするなど身近にあるものなので、手土産で選ぶ際は特徴があるものを選びたいものです。料理家の橋本彩子さんが紹介してくれたのが、明治時代から愛されている『みすゞ本舗』の「みすゞ飴」です。長野県を中心とした国産の果物を原料としており、特徴のある民芸調の箱やカラフルなキャンディ包装など、手土産にもピッタリなビジュアルです。飴といっても甘さ控えめのゼリーがオブラートに包まれ、しっかりした食感は絶妙で、自然な美味しさが味わえます。飽きがこないので、気が付くとたくさん食べてしまうどこか懐かしい飴です。
ゼリー:フルーツや野菜の果汁や果肉がたっぷり詰まった『たねや』の「トマトゼリー」と「ブルーベリーゼリー」
手土産には季節らしさも感じさせることも重要です。そんなときに選びたいのが、おもてなしマエストロ 佐野由美子さんに紹介していただいた『たねや』のフルーツのような完熟トマトが丸々ひとつ入っている「トマトゼリー」と、皮ごとつぶつぶ ブルーベリーの食感が楽しめる「ブルーベリーゼリー」です。両方とも食物繊維入りで、美味しさがたっぷり詰まっています。8月上旬ごろまでの夏季限定の商品ですので、ぜひ一度選んでみてはいかがでしょうか。
サンドイッチ:老舗ならでの味が楽しめる『千疋屋総本店』の「フルーツサンド
パーティーや集まりなどに呼ばれた際の手土産や、ちょっとした差し入れにも使えるのが、田中伶子クッキングスクール校長の中村奈津子さんが紹介してくれた、『千疋屋総本店』の「フルーツサンド」です。食べごろに選び抜かれた季節のフルーツ、上質なクリーム、しっかりしているのにふんわりして口どけの良い食パン、の組み合わせで作られる「フルーツサンド」は、ボリュームもあるので様々なシチュエーションに合わせられるので必ず喜ばれるのだそう。知っておくと便利なお腹もふくれるサンドイッチです。
※掲載情報は 2016/11/11 時点のものとなります。
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