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乾いたのどを、スカッと潤す白ワイン
梅雨の合間の少し蒸し暑い日にはビール!でもいいけど、キリッと冷えた白ワインがおいしい季節。バーベキューやホームパーティ、アウトドアなどで人が集まるシーンには乾いたのどを、スカッと潤してくれて、糖質が低い白ワインがおすすめ!ダイエッターにもぴったりなので、この時期はビールから少し距離をおき、白ワインでダイエットなんていうのもいいかも!夏の手土産には意外と冷え冷えの白ワインは最適なのです!
また、赤ワインと違って必ずしも食事が必要のないことから白ワインはダイエットの味方なだけでなく、サクッと軽く飲むのにも向いていて、フランス、イタリアなどの高級ワインではなく、チリやニュージーランドのワイン第3国のワインは手ごろな値段でクオリティーの高いものが楽しめます。
適温11度にするには、冷蔵庫よりも時短できる氷水の中に!
しかし、白ワインのネックは、冷やさないといけないこと!せっかく手土産で持っていっても生ぬるい状態ではおいしくありません。白ワインの理想の温度は11度と言われていますが、ここまで冷やすのに冷蔵庫では3時間もかかってしまいます。しかもせっかく冷やしてももし運びの際にぬるくなってしまうのも考えておかないといけません。もし、すぐに栓を抜く必要があり場合は、氷水と一緒に持ち運べる袋に入れていただくのが良いですが、持ち運びにそんなリスクは犯したくない!という方は必見!
なんと氷水なら、わずか15分で冷え冷えの状態になってしまうのです!そうとわかれば、白ワインの手土産もおそるることなかれ!今年は、気軽に飲める美味しい白ワインをたくさん楽しんでくださいね!
1:エーゲ海の爽やかな海風がもたらした、ミネラルたっぷりのギリシャワイン
日本ではあまり知られていないものの、ギリシャは全土でワインは作られていて、欧州7位の生産量を誇る国。ギリシャと言えば、青い海に青い空、どこまでも続く白い家々……。そう世界的観光名所であるサントリーニ島を思い浮かべる人が多いはず。こちらの『THALASSITIS』はそのサントリーニ島生まれの白ワイン。キャッチフレーズの「海からの贈り物」の通り、海から運ばれたミネラルがたっぷり含まれたワインなのです。
フレンチオークとアメリカンオークに加えてアカシアの樽も使用し熟成、さらに週2回のバトナージュで4ヶ月間オリと共に熟成したワインはドライで爽やかで熟成感とうまみとしっかりとお酒。地中海風でいくならカラマリフライにレモンを思いっきり絞ったもの、和風で行くならタコのお刺身なんかと合わせても、海風と濃密な白いフルーツと花の香りを感じられます。
2:ニュージーランドのソーヴィニヨンらしい、フレッシュでクリーンな味わい
ニュージーランド、マルボロのワイナリー「White Haven(ホワイトヘイヴン)」。Havenは「停泊地」という意味。停泊地のようにいつでも帰れる安全でリラックスした場所、という意味を込めて作られたそう。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランらしい、クリーンでグリーンな味わいは、この季節にはぴったりの爽やかな辛口。
草原の爽やかな余韻と飲み口ながら、キラキラとしたトロピカルフルーツをかみ締めたような飲み心地はどんな料理と合わせても仲良くしてくれるはず。柑橘の酸味を楽しみたいという方は魚介のカルパッチョなどがおすすめ。ソースはもちろん柑橘系で合わせたいところ。
3:タイ料理のためだけにつくられたタイワイン。スパイシー&ハーブがそそる!
タイ料理のためにつくられたワイン。そう聞くだけで美味しそうなタイフードマリアージュが想像できますね。タイの一大リゾート地、ホアヒンのモンスーンバレーで作られる白ワイン(コロンバール)は、シャルドネのようにリンゴとハチミツの香りと味わいが美味しく、すっきりとした後味が特徴。スパイシーでハーブの効いたタイ料理との相性は抜群です。
ちなみに、こちらのワイナリーでは象に乗ってワイナリーを見学するツアーが人気。他のワイン製造国ではなかなかできない体験なので、タイに行く予定のある方はぜひ!
4:結局どこの何がおいしいの?よくわからない時はジャケで選んでもいいでしょ!
バル(立ち飲み屋さん)の人気に伴い、日本でもすっかり人気料理となってスペイン料理。お米と魚介文化だけあり日本人に合う料理が多いですよね。そんなスペインも、言わずと知れたワイン名産地のひとつ。全土にわたり様々なワインが製造されています。今回ご紹介するのは、スペインはバレンシアのカンポロブレスという地域で作られている「パシオン・デ・モスカルテル」。テイストもアロマもその世界のとおり。
春のきらめきや、芽吹く命の喜び、新緑にむけての爽やかな時間などを感じる、希望に満ち溢れた味わい。軽やかな口当たりと、心地よい苦味がクセになります。ワイン選びに迷ったら、「ジャケ買い」でもっと気軽に。
5:数年に一度しか出現しない幻の湖で採れる赤池酵母。日本酒っぽいワインとは?
「富士五湖」とは、富士山周辺にある山中湖、河口湖、精進湖、西湖、本栖湖の5つの湖のこと。じつはこれに、数年に一度現れる「赤池」という幻の湖があり、その年には「富士六湖」と呼ばれるのです。普段は緑の中に埋もれた湿地ですが、時折、水位が増すことによって出現します。このワインは、赤池で生まれた赤池酵母を採取・育種したもの。日本的な酵母を使ったおかげで、日本酒的なまろやかさや飲み口、軽い果実感、軟水的な柔らかさを感じる仕上がりに。神秘的なエピソードを楽しみながら、グラスを傾けたいですね。
6:日本のワインはついにここまで来た。販売前に売り切れることもある山梨ワイン。
山梨県、八ヶ岳のふもとに2007年開園したブドウ畑「猫の足跡畑」。2011年には醸造所がオープンし、新進気鋭のドメーヌ(ワイン生産者)が「ドメーヌ ミエ・イケノ(猫の足跡の意)」です。こちらが作る白ワイン「月香シャルドネ」は、八ヶ岳の南麓の自社農園のブドウ100%で造ったもの。晴天率の高いこの地ならではの太陽の恵みをいっぱいに受けて生育したブドウは、フルーティーでありながら厚みと酸味がしっかりとしたシャルドネ。収穫では一粒一粒手作業で選りすぐり、健全なブドウの粒だけでワインを醸しています。八ヶ岳の自然を凝縮したふくよかなシャルドネは毎年予約が殺到する人気の一本。
7:最強のコスパが人気の秘訣。大勢でたくさん開ける時はコノスル!
スーパーやコンビニでも手軽に手に入ることで人気の「コノスル」。
コンスルワイナリーは1993年に設立されたチリの新進気鋭のワイナリー。安定した味わいと、クオリティーからは想像も出来ないローコストですでに世界中で発売されていることからも人気の度合いが知れます。ワイナリーがある場所はとても肥沃な土地。温暖な気候を生かして作られたブドウがコノスルワインをとてもエレガントな味にします。この価格でこのクオリティーはコノスルならでは。大勢でたくさん飲むときにはおすすめです。
※掲載情報は 2016/06/18 時点のものとなります。
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