マンゴー生どら
お菓子の田園
やって来ました!宮崎マンゴーの季節。宮崎県を象徴する太陽そのままのイメージのまっ赤なマンゴー。レストランでのデザートに登場する機会も多くなり、またこの季節の高級ギフトとしてもすっかり定着しました。そんなマンゴーを「このお値段で、こんなに入ってていいの?」というくらい太っ腹にド〜ンと使っちゃった、オススメの「マンゴー生どら」をご紹介しましょう。
創業43年という宮崎市の老舗菓子店「田園」。なんと多い日には一日2,500個も売れるという「どら焼き」は、宮崎でのお土産や贈答品としても選ばれる確率の高い定番の看板商品。
その有名な「どら焼き」にこの季節ならではの、「マンゴー生どら」が登場。通常の「どら焼き」に使用している皮をそのまま使用。ふっくらと厚みがあり、ほんのりと甘い。そして、洋菓子のケーキに使われる甘さ控え目な生クリームを皮に乗せたところに「宮崎マンゴー」がどっさり登場。「田園」の社長・横山満夫さんによると、「宮崎ではケーキといえばバタークリームが主流の時代から生クリームにこだわってきた」という自慢の生クリーム。
なるほど。「田園」ならではの生クリームは、他のフルーツ等の素材を邪魔しない、生かし合えるサッパリとした生クリームに仕上がっています。また、「宮崎マンゴー」を使った商品がたくさんあるなかで、価格的には購入しづらいという高級食材ならではの欠点もあるマンゴー商品。「もっともっと気軽に宮崎マンゴーを食べて欲しい」との想いが込められています。元々の仕入れ値を考慮するとギリギリの販売価格設定だけに、「儲けはほとんどない」とおっしゃる横山社長。でも、その顔は笑顔に溢れています。地域で長年愛されてきた老舗菓子店の社長の「地域のお客様への心遣い」と「男気」も感じる逸品です。
見てください。仕上げ前の商品を見せていただきました。このマンゴーたっぷりの中身。何と言っても「どら焼き」の兄弟ですから、手で持ってそのまま気軽にパクッといけるのが嬉しいですね。蒸し暑いこの時期に、冷蔵庫で冷やしていただく「マンゴー生どら」は最高!これなら、お茶でも紅茶でもコーヒーでもドリンクは何にでも合っちゃいます。宮崎マンゴーならではの香りや甘さ・ジューシーで後をひく美味しさが十分に堪能できます。今や高級フルーツとして知られる宮崎マンゴーをふんだんに使ったこのお菓子が、一個220円だなんて!宮崎の人はなんて幸せなんでしょう。
そう思ってるそばから、店舗では「マンゴー生どら」が飛ぶように売れて行きます。サラリーマンや制服姿の女性が多いのも、このお店の特徴。これから向かう先様へのお土産として選ばれているようです。宮崎マンゴーの出荷状況に合わせて、期間限定で販売中。今年は8月のお盆前ぐらいの販売予定です。
この機会に、宮崎マンゴーを存分に味わってみてださい。
そして、こちらが多い日で一日2,500個も売れるという名物の「どら焼き」。北海道の小豆を使った粒あんがたっぷり。一個90円という価格も魅力的です。お値段以上のボリュームに、手土産としての満足度も高いようです。
「マンゴー生どら」と合わせて、両方楽しめるこの季節に是非ご賞味ください。
マンゴー生どら お菓子の田園
【住所】宮崎県宮崎市下原町214-9
【営業時間】平日8時30分〜20時、日・祝日8時30分〜19時
【TEL】0985-23-2858
お菓子の田園
※掲載情報は 2016/06/17 時点のものとなります。
MC・フードコーディネーター
岩切あけみ
宮崎県生まれ。現在、宮崎県を中心に式典・イベント・パーティ等のMCとして活動中。テレビ・ラジオのパーソナリティ時代に「食のレポーター」として活動したことがキッカケで「食」の世界に興味を持ち「トータルフードコーディネーター」の資格を取得。フードコーディネーターとして宮崎食材に係るレストランイベントやプロモーションに参加。コーディネートから司会までトータルで手掛け、宮崎や東京の料理人たちと繋がりながら、独自のコーディネート・スタイルを確立中。その他、サービス接遇・ビジネス検定・秘書検定・医療事務等の資格を持ち、講師として教壇に立つことも。まだまだ「好奇心」が止まらない宮崎県人。【主な仕事】MC / フードコーディネーター / 百貨店等のアドバイザー / スーパー等の店舗インテリアコーディネート 等