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肉女子会や肉フェスなどヘルシー志向な世の中でも安定した人気を誇る肉料理。ブームとなった熟成肉をはじめ“肉”というワードを聞いてイメージするのはやっぱり牛肉でしょうか。いやいや牛肉だけではない知られざる“極上肉”がまだまだあるのです。ご紹介するのはちょっとめずらしいものばかり。奥深き肉の世界、ぜひ覗いてみていってください。
1：思わず舌を巻くおいしさ！世界最高峰の豚肉を「しゃぶしゃぶ」で
古代ローマ帝国時代から愛され続けるスペインの至宝「イベリコ豚」。実はイベリコ豚にはランクがあり、最上級ランクの“ベジョータ”と名乗れるのはわずか数パーセントしかありません。その最高峰のべジョータをしゃぶしゃぶで提供するのが、こちらの四代続く肉の老舗『イベリコ豚専門店 スエヒロ家』。鮮やかな赤身には豚肉とは思えない素晴らしいサシが入っており一見すると霜降り牛のよう。舌を巻くおいしさとはまさにこのことですね。
2：自然豊かな土地で育った燻製風「銀山赤どり」のローストコンフィ
世界遺産・石見銀山近くにある養鶏場で軍鶏や赤鶏を一貫して飼育製造販売する笹田さん。自然豊かなこの土地でマイペースに飼育するのがこちらの「銀山赤どり」。特別なエサや飼育方法を取っているわけではないと話してくれながらも、丁寧にロー ストしている姿はまさに職人のなせる技。愛情の詰まった「銀山赤どり」のローストコンフィはそのままかぶりつくのはもちろん、ほぐしてサラダ仕立てにしてもおいしいそう。これはホームパーティーのギフトにもぴったりですね。
3：ラム肉が苦手な人にもおすすめしたい希少な「アイスランドシープ」
相撲の貴乃花部屋女将をつとめる紹介者の花田景子さん。部屋の若い衆を連れてよく行くんですと教えてくれたのが、東京・中野にあるジンギスカン店『ゆきだるま中野部屋一門』。こちらのお店では国内羊肉輸入率がわずか1％という稀少な「アイスランドシープ」というラム肉を提供。通の人だけが知る人ぞ知る肉なのだそう。分厚いのにラム独特の臭みもなく低脂肪でヘルシーと女性にも大人気。ラム肉がちょっと苦手と思っている人にもぜひ食べていただきたいです一品です。
4：ヨーロッパでは高級ジビエとして名高い美容効果も期待できる「エゾシカ肉」
ヨーロッパで高級ジビエとしてセレブに愛されている「鹿肉」。脂肪は和牛のわずか1割なのに鉄分は和牛の4倍もあるそうです。平成27年12月に改訂された日本食品標準成分表にもエゾシカが追加され、国産ジビエ人気も高まり料理や加工品を扱うお店や企業も増えてきました。自宅で調理してみたいという人にはまずは簡単なエゾシカカレーがおすすめ。もちろんフライや唐揚げ、パスタに絡めてラグーソースとしてもとってもおいしい。これから注目のお肉ですね。
5：極上の赤身！地元人にはなじみの深い郷土食「会津馬刺」
福島県会津盆地の真ん中に位置する『道の駅あいづ』は湯川村と会津坂下町の2つの地が共同で整備した新しい形の道の駅です。たくさんの特産品が並ぶ中、農産物マーケットのコーナーで出会った逸品が「会津馬刺」。実は馬肉は会津の人にとって非常になじみの深い郷土食。古くから会津ではやわらかな赤身が好んで食べられており、その赤身は他県のものと比べても脂肪分が格段に少ないそう。見た目から色鮮やかな馬肉は食べるだけで元気がもらえそうですね。
※掲載情報は 2016/06/12 時点のものとなります。
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