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中部地方の県では最も人口が多く、日本列島の中部に位置している「愛知県」。おいしい食べ物も色々とありますが、仕事で行く時には時間などにも余裕がないので、お土産も駅などで済ませがちですよね。ですが、下調べなどの準備をしておけば、地元でも話題のおいしいものをお土産に選ぶことも可能です。今回はお土産で買って帰りたい、おいしいお菓子を紹介いたします。おまんじゅうやおせんべい、エクレアやサンドイッチなど、和から洋まで話題にもことかかない、渡すのも楽しくなるお土産を選んでいます。ぜひ、お土産を選ぶ際の参考になさってください!
名古屋市守山区:海のどうぶつをモチーフにした「てづくりすいぞくかん」
名古屋の方には知られている老舗のお菓子を紹介します。愛知県名古屋市に本店がある【浪越軒】といえば、名古屋人では知らない人はほぼいないお店だそうです。株式会社寿商店 常務取締役の森朝奈さんに教えてもらったのが、「てづくりすいぞくかん」です。絵本のようなカラフルでイラストを沢山つかったパッケージの中には、保存料は不使用の12種類の海のどうぶつをモチーフにしたまんじゅうが入っており、味も「こしあん」と「チョコレート」の2種類あります。どれも一口サイズで食べやすく、手作りで作られているそうです。食べるのを躊躇してしまう、かわいさがあるまんじゅうです。
名古屋市瑞穂区:フルーツをふわふわの羽二重餅で包んだ「もも餅」「マスカット餅」
これからの季節にぴったりな和菓子を紹介いたします。創業400年の和菓子屋【花桔梗】の和菓子です。商品も幅広くありますが、中でも押えておきたいのが管理栄養士/料理研究家の鈴木あすなさんにもご紹介をいただいた、季節限定の和菓子です。ももやマスカットなどのフルーツをふわふわの羽二重餅で包んだもので、切り取った際の断面も美しさも魅力です。名古屋でしか味わうことができないので、お土産にもピッタリな和菓子です。
※季節限定の商品になりますので、購入の際はお問い合わせください。
名古屋市中区:原型をとどめていることができないくらいデリケートな「ミセスハートババロア プレーン」
名古屋で昔から知られているご当地スイーツをご紹介します。グルメプロデューサー、グルメブロガーのスイーツ番長さんに紹介してもらったのが、名古屋市中区にある【ミセスハート】の「ミセスハートババロア プレーン」です。原型をとどめていることができないくらいデリケートな作りで、生クリームがたっぷりのババロアは、他のババロアでは味わえないなめらかさが魅力。その口どけのよさに、思わず笑みがこぼれてしまうということなので、ここぞという時のお土産には絶対に選びたいスイーツです。
名古屋市南区:ぷるぷるとした食感ともっちりした食感が同時に味わえる、「わらびういろ」
こちらも名古屋の名物が使われたお菓子です。名古屋といえば「ういろ(ういろう)」を想像する方も多いと思いますが、こちらは夏にぴったりな“わらびもち”と“ういろ”が同時に味わえる、「わらびういろ」です。名古屋市南区に本店がある【餅文総本店】が作っており、ぷるぷるとした食感ともっちりした食感が両方味わえる和菓子です。こちらを紹介してくれたのは、アナウンサー/ヨーグルトソムリエの柳沼愛子さん。食べる1時間くらい前に冷蔵庫で冷やして食べるのがオススメだそうで、好みに合わせて選べるきな粉と黒みつも魅力の、これからの季節にぴったりな「わらびういろ」です。
名古屋市千種区:じっくり食べたい塩キャラメルの「エクレール・キャラメル・ブール・サレ」
スイーツ好きにはぴったりなお土産を紹介します。週末ともなると行列ができる名古屋市千種区にある【シェ・シバタ】。オーナーシェフの柴田氏は岐阜や名古屋はもとより、世界で活躍する有名パティシエですが、フランス菓子・料理研究家の大森由紀子さんに紹介してもらったのが、薄く3層に絞った生地を焼き、ひっくり返してフォンダンをかけ、表面3か所にシャラント産のバターを乗せ、ゲランドの塩をふった「エクレール・キャラメル・ブール・サレ」です。今は閉店してしまったパリの名店【モデュイ】で食べたエクレアが忘れられず、試行錯誤して自分の理想のエクレアを作り上げたそうです。クリームと生地、バターとゲランドの塩の味がたまらない、じっくり味わいたいスイーツです。
名古屋市千種区:新名古屋名物にふさわしい「小倉イチゴサンド」
名古屋を代表する食が使われたサンドイッチを紹介いたします。日本で唯一本物の釈迦の遺骨が安置されている“日泰寺(にったいじ)”がある街に、2015年にできたフルーツサンド専門店「Bon Materiel (ボン マテリエル)」。10種類近くのフルーツサンドがある中でオススメなのが、ふわふわ食パンに絶妙な甘酸っぱさが魅力の新鮮な苺、こだわりの北海道産小倉、生クリームをサンドしたフルーツサンド「小倉イチゴサンド」です。スイーツコンシェルジュ アドバンスの佐藤ひと美さんは新名古屋名物と紹介してくれている、手土産やお土産に自慢したくなってしまう華やかさも魅力なサンドイッチです。
江南市:独特の食感を持つ生麩とこし餡の組み合わせが絶妙な「餡麩三喜羅」
これからの季節にもぴったりなお菓子を紹介いたします。文政元年に創業した愛知県江南市に本店がある【大口屋】の「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」です。紹介者のギフトコンシェルジュである裏地桂子さんは、手土産でいただいてから、あまりの美味しさに大ファンになったとのこと。独特の食感を持つ生麩と上品な味わいに仕上げたこし餡の組合せは絶妙だそうです。山帰来(さんきらい)の葉を塩漬けにして包んでいるので、程良い塩味と葉の香りが饅頭本体にも移り、これもまた「餡麩三喜羅」の美味しさを引き立てています。名古屋を訪れたらぜひお土産に選びたいお饅頭です。
あま市:一度で二度も楽しめる「おかき巻き栗せん」
お土産に選ぶなら、多くの人に好まれるものがいいですよね。ここからは、おせんべいやおかきを3つ紹介します。まずは、お菓子のプロ、二木の菓子 専務取締役 商品開発部長の二木英一さんに紹介してもらった「おかき」です。【中日本製菓】の「おかき巻き栗せん」はせんべいでおかきを巻いたもので、小麦と卵で作られた甘さのあるせんべいと、しょっぱいおかきの組み合わせで、あまじょっぱさが味わえます。地方でないとなかなか出会えない、一度で二度も楽しめるお菓子です。
名古屋市熱田区:えびのうま味が凝縮された「名古屋えびふりゃあ」
次は名古屋名物を意外な形で表現をしたせんべいを紹介します。創業150年を誇る高級えび菓子の老舗【桂新堂】が店舗限定で販売している「名古屋えびふりゃあ」です。きつね色にカラッと揚げられたエビフライはえびのうま味が凝縮されていて、割った瞬間にえびの香ばしさ広がるほど本格的。アジアンフードディレクターの伊能すみ子さんに紹介していただきましたが、タルタルソースの酸味がえびの味わいは、ビールのおつまみとしてもぴったりで、ついつい何枚も手が伸びてしまったそうです。お土産にぴったりな変り種のおせんべいです。
※店舗限定での販売ですが、JR名古屋駅コンコース キヨスクギフトステーションで販売されています。
知多郡美浜町:何枚食べても、また手を伸ばしてしまう美味しさの「えびせんべい」
最後に紹介するのは、えびの美味しさが詰まったせんべいです。愛知県美浜町に本店がある【えびせんべいの里】の「えびせんべい」は、フリーアナウンサーの坂本洋子さんに紹介いただきました。愛知県のお土産としてもらったのが知ったきっかけだったそうですが、それ以来その美味しさにハマってしまったそうです。社長自ら海老の買い付けに行く「えびせんべい」は、素材の味を生かしたせんべいで、何枚食べても、また手を伸ばしてしまいたくなる美味しさなんだそうです。せんべい好きな方へのお土産に選んでみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2016/06/12 時点のものとなります。
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