日ごろ美味しくいただいているものが実際に出来上がるまでの工程を見学したり、実際に工場で働く人から話を聞いたり、中には実際にものづくりを体験できたりする工場見学。大人だけでも、家族でも、美味しく楽しめるものが多くあります。

工場見学が出来るところは全国にたくさんあり、農林水産省のホームページに記載されている「全国工場見学・市場見学一覧（平成28年2月現在）」でも、100箇所以上掲載されています。こちらに掲載されていないところまだまだたくさんあります。

中でも、お菓子、お酒、しょうゆなどの調味料などで人気のあるものの工場見学では、サンプルやお土産がもらえるところもあり、また工場限定品などもあるところがありますので、子供から大人までどなたでも楽しめますので、是非一度行ってみませんか。

今やラスクと言えば「ハラダ」と言われるほど浸透している、ガトーフェスタ ハラダのラスク。その工場は、群馬県高崎市にあります。その本社工場は、最先端の技術と設備を結集した、ガトーフェスタ ハラダの中核となる工場で、「シャトー・ドゥ・クレアシオン（創造の館）」と呼ばれています。宮殿かと思うような名前ですが、実際に訪れてみると納得する立派な建物です。

本社工場シャトー・デュ・エスポワールの「工場見学ギャラリー」では、ラスクの製造工程を見学できるコースを設けていて、生産工程がオープンになっています。

所在地：群馬県高崎市新町1207
開館日：月～金（祝日含む）10:00～17:00
休館日：土・日、1月1日
工場見学のご予約・お問合せ
TEL：0120-060-137（月～金 10:00～17:00）
http://www.gateaufesta-harada.com/tour/headoffice

各国でいくつもの賞を受賞している、木内酒造の「常陸野ネストビール」。木内酒造は、文政6年（1823年）創業で、190年以上続く歴史ある酒蔵です。創業当時はもちろん日本酒をメインで作る蔵元でしたが、近年ではクラフトビール、ワイン、焼酎、梅酒等も造っている常に新たな挑戦をされている酒蔵です。

そんな木内酒造も工場見学は可能ですが、こちらで人気があるのは、実際のビール造り体験。あなただけの手づくりマイビールが造れます。ネストビールのスタッフの方がお手伝いして頂けます。

詳しくは直接お問い合わせください。
木内酒造　手造りビール工房
住所:茨城県那珂市鴻巣 1257
電話:029-298-0105
http://www.kodawari.cc/?jp_home/bop.html

300年以上の歴史を持つ「ヒゲタ醤油」。銚子の顔とも言われています。

千葉県銚子市は、しょうゆ工場がたくさんあります。銚子のあたりは、お醤油をつくる過程で必要な麹などが育つのにとても適した気候のようです。

こちらでご紹介しているは、江戸造り醤油「玄蕃蔵」という商品。毎年一回だけ醸造している限定品です。特別な江戸造り醤油で、江戸初期からの伝統の製法で、年に一度だけ仕込み、九月九日の重陽の節句に蔵出ししているというこだわりの品です。

この「玄藩蔵」は、舐めるととても甘く、まろやかな味わいが舌いっぱいに広がります。黒ではなく赤い色をしています。

今回は江戸造り醤油「玄藩蔵」から最新シュリンクパッケージの生しょうゆなど扱っているヒゲタ醤油も工場をご紹介します。歴史が刻み込まれた、昔使用されていた仕込桶や樽作りの道具類（大カンナ、オノ、ノミ、木槌等）も見られる楽しい工場です。

ヒゲタしょうゆ銚子工場
所在地：千葉県銚子市八幡町516番地
受付時間：午前：9時～12時　　午後：13時～16時
電話番号：0479-22-0080
http://www.higeta.co.jp/kodawari/museum/kengaku.html

あの「崎陽軒」のシウマイ弁当の工場は、横浜市都築区にあります。崎陽軒はシウマイ弁当だけではなく、いろいろな食品を作っています。そんな崎陽軒が工場見学は、参加費が無料ですが、毎日見学出来るわけではございません。ご興味のある方は必ず下記のページをご覧になって、お問い合わせください。

株式会社崎陽軒　横浜工場
要予約　予約方法：TEL　参加費：無料
横浜市都筑区川向町675番1号　TEL：045-472-5890
休業日：月,火,水,日,月末,年末年始 見学時間：10:30,13:00
所要時間：90分
注意事項等：見学は2名以上40名までとなっています。
http://www.kiyoken.com/factory/

こちらは、クルミをキャラメルにからめて、薄く焼いたクッキーの間に挟んだ「クルミッ子」。サクッともちっとした食感とかわいい絵柄が人気のお菓子です。

こちらは、工場見学もできますが、『クルミッ子切り落とし』や『クルミッ子こわれ』の販売もあります。土日がお休みですが、お得な買い物ができますよ。

住所：横浜市金沢区幸浦２−２３−１
電話：0120-25-2187
交通：金沢シーサイドライン　「幸浦駅」より徒歩2分
営業時間：10：00～17：00　　定休日：土日

http://www.beniya-ajisai.co.jp/jpi/shop_sachiura.html

ブランド名：鎌倉紅谷

商品名：クルミッ子5個入り（お取り寄せ可）

箱根駅伝の復路の中継所になっているのもあって、ご存じの方も多い小田原のかまぼこやさんの「鈴廣」。この鈴廣は、通常の板付きかまぼこから、一口サイズの焼きかまぼこ「ぷちかま」など練り物系を中心に、多くの種類の商品があります。

その鈴廣が運営する鈴廣かまぼこの里は、箱根の麓に位置し、かまぼこ、干物、菓子や雑貨などのお買い物が楽しめるほか、海山の幸を堪能できる食事処、かまぼこづくり体験ができる施設など楽しさいっぱいです。

職人工房では、かまぼこ職人の実演をガラス越しに見ることができます。竹の棒にくるくると、すり身を巻きつけてつくる様子は面白いのでつい見入ってしまします。

かまぼこ博物館では、かまぼこ手づくり体験が出来るところもあります。そこは、栄養のことを、楽しみながら学べます。

かまぼこ･ちくわ手づくり体験の詳しくはこちら
https://www.kamaboko.com/sato/taiken/

鈴廣 かまぼこの里　かまぼこ博物館
https://www.kamaboko.com/sato/access.html
営業時間：9:00～17:00　電話：0465-24-6262