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一度は行ってみたい高級料亭。先付からはじまる会席料理も魅力ですが、帰り際に、買って帰る「料亭のお土産」は更に魅力的に感じる方も多いのではないでしょうか?今回は、某テレビ番組でも何かと話題の、「粋」が感じられる料亭発の手土産を3つご紹介します。
1:京都「瓢亭」15代も続く老舗料亭の「鶉せんべい」
京都南禅寺畔で約400年前に茶屋として創業した、京料理最高峰の料亭「瓢亭」は、なんと15代も続く老舗。こちらの「鶉(うずら)せんべい」は、「鶉」の身を細かくすりつぶし、白味噌・赤味噌と共に焚き上げた「うずら味噌」をからませているので、一口含むと、ほんのり味噌が香りますが、全く塩辛くない上品な味だそうです。包装紙には、重要文化財である南禅寺三門が描かれているのも、趣がありますよね。
2:東京・亀戸「升本」砂糖を一切使用していないおはぎ「無糖庵」
江戸伝統野菜「亀戸大根」を今に甦らせ、名物「亀戸大根あさり鍋」をはじめとしたオリジナルの「亀戸大根料理」を楽しめる「亀戸 升本」。こちらのおはぎ「無糖庵」は、都内有名百貨店の地下の食品売場でも、決まって目にするほど有名な品。砂糖を一切使っていないこのおはぎは、「古来より伝承されている日本食を再 度見つめ直し、東洋的な食のバランス(陰陽五行)の考え方を踏まえて、今の時代に即した食を提唱したい」という江戸っ子の心意気が詰まっているそうです。
3:京都「和久傳」のきらきらと琥珀色に輝く「すっぽんの煮こごり」
京丹後の料理旅館に端を発する京都を代表する老舗料亭「和久傳」。京丹後から取り寄せる野趣あふれる魚介や野菜を、繊細な京料理で味付けし楽しませてくれます。こちらの「すっぽんの煮こごり」は、滋養の高さとコラーゲンが豊富なことで知られるすっぽんを水と酒だけで長時間じっくりと煮て、純粋な旨味とゼラチン質だけを抽出しています。スープ状になった液体をガラス容器に移し冷蔵庫で数時間冷やすと、きらきらと輝く琥珀色の煮こごりが出来上がります。写真のように、にゅうめんに入れていただくのも上品ですね。
※掲載情報は 2016/06/06 時点のものとなります。
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