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ワンランク上のパイナップルケーキが話題!
台北へ行ってきたばかりなので、今回は台湾土産の定番パイナップルケーキのオススメをご紹介します。
この頃は素材もパッケージにもこだわったワンランク上のものが話題になっています。火付け役は、表参道にも支店がある超人気のパイナップルケーキ専門店「サニーヒルズ 微熱山丘」です。台北リピーターやスイーツ好きの間では“パイナップルケーキ食べ比べ”も人気で、雑誌やネットを見ると気になるお店がたくさん紹介されています。
私が食べ比べをした中で一押しは、台湾で初めてプーアル茶専門店を開いたお茶屋「廣方圓茗茶 クァンファンユェン・ミンチャー」のパイナップルケーキです。
お店は地下鉄(MRT)「雙連」駅近くの小さな路地沿いにあります。スタイリッシュな外観とモダンで清潔感あふれる店内は、一見お茶屋さんに見えないほどです。パイナップルケーキも鮮やかなデザインが目を引く箱入りで販売され、最初はお菓子と気づきませんでした。
~ 良いお茶に合う徹底したこだわり~
ここで扱う食品は防腐剤や香料を一切使用してません。特に私が惹かれたのは、一箱8個につき台湾産のパイナップルを丸ごと1個使った餡を使用しているところです。多くのパイナップルケーキは餡に冬瓜を加えたものが多い中、こちらは麦芽糖のみでじっくり8時間も煮込んであるのでかなり濃厚な仕上がりです。繊維がしっかり残って果肉を食べてる感じ、強めの酸味と上品な甘さのバランスもいいです。また、ほろっと崩れるミルキーな味わいの皮には、ニュージーランド産の高級バターと日本の厳選された小麦粉、抗生物質を使わず無農薬で殺菌された自然卵を使うなど、徹底した食へのこだわりもポイント高いです。通常より大きさが一回り大きく餡もぎっしり入ってるのでかなり食べ応えがあり、パイナップルケーキには珍しく店名の焼印があるのも特徴です。さらに、お茶屋さんだけにケーキに合うお茶のパックが付いてるのも嬉しいですね。
今回は同じエリアにあるアンバサダーホテル1階のベーカリー「ル・ブーケ」のパイナップルケーキも購入しました。どちらも厳選された素材を使い、パッケージもエレガントだったりポップだったりかなり凝っており、これまでの概念を超えた贅沢なパイナップルケーキです。グルメな方へのお土産にも喜ばれますよ。
商品名:パイナップルケーキ
店舗名:廣方圓茗茶 クァンファンユェン・ミンチャー
住所:台北市中山北路2段72巷7号
※掲載情報は 2016/05/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
地中海の食・音楽のコーディネーター
おきよし(沖淑子)
大型レコード店のワールド・ミュージックのバイヤー担当後、いつかは南の島へ移住を夢見ながら東南アジア~南インド~モロッコの音楽&食を探訪。数年前より音楽フェスティバルで訪れたマルセイユで地中海料理の魅力に目覚め、現地のシェフに料理を学ぶ。
2012年2月に代官山にオープンしたフレンチ・デリ&カフェ「table ogino」のオープニングスタッフとして勤務。2013年には、レバノンでオリーブ収穫の手伝い&家庭料理を学び、都内で中東料理イベントやケータリングも行う。現在は日本エスニック協会の汎地中海料理のアンバサダーとしても活動中。
また、スパイスやハーブをミックスしたジャム作り、特に好きな音楽を聴きながら夜な夜な煮る“深夜のジャム活”をFB、instagram、twitterで発信中!