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病気や怪我など予期せぬ出来事は急に起こります。予想はしにくいですが、備えあれば憂いなし、ということで事前に準備することはできます。その場合、すべてのことに対して対応しようとすると大変ですが、汎用がきくモノを用意しておくと大変便利です。今回は、保存が利き、常備しておくと便利なモノをご紹介いたします。非常食としても使えるので、とても重宝しそうです。さらに、サイズが小さい割りに栄養価が高く偏食になることも免れる便利な保存食や、新鮮さを長持ちさせるためのグッズなど、いざとなった時に備えておくべきモノを選んでみました。非常食としても使わないことにこしたことはないですが、普段の食事で使用しても違和感もありませんので、常備しておくことをおすすめいたします。
1:原料としては最上級のものが使われた「ツナ缶」
保存も利くので家にあると便利な缶詰。種類も豊富なので、いろいろな料理にも合わせやすいですよね。ここでは、家にあったら便利な缶詰を2つご紹介します。1つ目は、缶詰といえば「ツナ缶」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。フリーアナウンサーの坂本洋子さんにご紹介いただいたのが日本のツナ缶詰の発祥地といわれる静岡市清水区で70年以上にわたって缶詰を作り続けている【由比缶詰所】の「ツナ缶」です。原料は春から夏にかけて脂が乗ってくるビンナガマグロのみで、ツナ缶の原料としては最上級。サラダに合わせたり、鶏肉の代わりにシチューやグラタンに使ったり、もちろんそのまま食べても美味しく食べられます。家にあったら便利な、最上級の原料をつかった高級「ツナ缶」です。
2:高真空缶詰で作られた3種の豆を使った「ミックスビーンズ」
2つ目は、すごい技術で作られている缶詰をご紹介します。缶詰博士の黒川勇人さんにご紹介いただいたのが、【SSK】の「ミックスビーンズ」です。この缶詰は中の空気を抜きながら(脱気)フタを締めて密封する際に、特に脱気を強くした“高真空缶詰”で作られています。そのため、わずかな水分も完全殺菌ができるので、この「ミックスビーンズ」も豆が水に浸かっていないから、香りも歯応えも保たれます。ひよこ豆、青えんどう、赤いんげん豆も、色艶がよく、それぞれの豆の美味しさを感じることができます。塩味がついているので、そのまま食べてもサラダに加えてもおいしく食べられます。保存もきき、いざとなったらそのままでも料理にも合わせられる、便利な豆の缶詰です。
3:使い勝手が広がる「小型羊羹」
小豆を主体とした餡を型(羊羹舟)に流し込んで寒天で固めた和菓子、「羊羹」。最近では、アスリートの補強食や非常食としても注目されています。手土産にも使えて持ち運びもしやすい、いろんな場面で使いやすい羊羹が、【虎屋】の「小型羊羹」です。ご紹介者の(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサーの小倉朋子さん曰く、味と餡のバランスが素晴らしいのだそうです。「夜の梅」や「はちみつ」など味の種類も豊富で、餡も2種類あり食べ飽きないのも魅力。手土産やおやつとしてはもちろん、補強食や非常食としても使えるお菓子です。
4:糖質オフで栄養価も高い大豆を100%のみで作られた「押大豆シリアル」
一日の始まりの食事、朝食はしっかり食べたいところですが、なかなか時間をかけられませんよね。そんなときに便利なのが、一度で多くの栄養素がとれて他の食材とも合わせやすい「シリアル」です。フードアナリストの西岡麻央さんにご紹介いただいたのが、【半鐘屋】の「押大豆シリアル」です。原材料は岡山県産の大豆を100%のみで、そのまま食べられるように蒸し加工されています。茶大豆、青大豆、黄大豆、黒大豆、赤大豆の5種類あり、口の中に入れるとザクザクとした食感で食べ応えも充分。噛めば噛むほど大豆の自然な甘さが楽しめます。ヨーグルトなどに合わせる他にも、お味噌汁に入れたり、サラダに加えたりするなど、使いがってのよさも魅力です。糖質オフで栄養価も高いので、なかなか食事ができない時や買出しに行く時間がないときなどに、家にあると便利です。
5:玄米の栄養そのままに、白米のように食べられる「金芽ロウカット玄米ごはん」
普段の食事の際に、ご飯がないと物足りない方、いるのではないでしょうか。急いでいるとご飯を炊いている時間もないため、あると便利なのがレトルトのご飯です。フードビジネスデザイナーの嶋啓祐さんにご紹介いただいたのが、健康志向の方にもぴったりな玄米を使った【東洋ライス株式会社】の「金芽ロウカット玄米ごはん」。製造工程で工夫がされ、玄米の栄養そのままに、白米のように手軽に炊けて、食べやすいご飯になっています。カロリーも低く、ご飯も150gもあるので食べ応えもばっちり。風邪をひいて家をでられなかったり、急いで食事をしないといけなかったりするなどに家にあると便利な、健康志向の方にもオススメのレトルトのご飯です。
6:おいしくて、ヘルシーで、非常食にもなる「京だし玄米粥」
体調不良で食欲がないときや胃腸を休ませたいときなど、食事にも気を使いますよね。そんなときに便利なのが、フードジャーナリストの斎藤理子さんにご紹介いただいた、【八代目儀兵衛】の「京だし玄米粥」です。使われている素材も島根県産特別栽培米、利尻産天然昆布、焼津産本枯れ鰹節、鯖節、原木栽培の干し椎茸などを使ってじっくりと炊き上げられています。化学調味料や防腐剤、保存料、香料などは一切使用していない、無添加の安心安全なお粥です。味の8種類もあり豊富で、約1年は保存が可能ですので、ストックしておけば非常食としても大変役に立つ、おいしくて、ヘルシーで、非常食にもなる、まさに一石三鳥のお粥です。
番外編:食材のおいしさを長持ちさせ料理時間も短縮できる「真空ポンプ&保存袋」
最後は、食材の保存、料理の時間を短縮するのに便利な器具をご紹介します。田中伶子クッキングスクール校長の中村奈津子さんにご紹介をいただいたのが、付属のバッグに入れて、脱気バルブに真空ポンプを押し当てて数回空気を吸うだけで、ほぼ真空状態にすることができる真空ポンプ&保存袋。ナッツやドライフルーツなどの乾物類、肉や魚などの生鮮品などは、真空にした方が美味しい時間が長く保てるのだそうです。また、真空状態にすることで浸透が早くなり、漬け時間も大幅に短縮できるのだとか。買い置きした食材を保存しておけば、急いで料理をしないといけない時や買い物にいけないときにも便利ですし、料理時間の短縮もできる、使い勝手のいい万能の調理器具です。
※掲載情報は 2016/05/22 時点のものとなります。
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