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新鮮な魚ベースのごまだし、これぞ究極の調味料だ!
大分出身の友人から勧められたのが、今回ご紹介する「ごまだし」。実は最初はあまり興味がなく、いただいてからしばらく放置していたんです。ところが、今朝になって「そういえばうどんの出汁にするとなかなか旨い」ということを思い出して、早速ランチでいただいたわけです。
「旨い!」
実に簡単なんですね。うどんを湯煎して丼に移し、「ごまだし」を載せてお湯を掛けるだけ。ネギやかまぼこや海苔とかトッピングはお任せするとして、普通のうどんが強烈に旨みのあるうどんに大変身!いやびっくりです。
あまりにもシンプルなごまだしは、大分県佐伯市の港から届きます。その日に揚がった魚を漁師のご夫人たちが新鮮なうちに仕込み、手作りで製品化。その名も「漁村女性グループ めばる」。なんとも可愛らしいネーミングではありませんか。
魚の種類は、主にエソとアジ。タイもありますが、鮮度にこだわって特徴がはっきり出るのはこの二種類かもしれません。製造工程で化学調味料は一切使わず、原材料名を見ても、原材料のお魚と醤油、ごま、みりん、砂糖、ただこれだけ。逆にどうやったらこの味ができるのか見てみたいくらいです。
ごまだしうどんとしていただくのが一般的らしいのですが、ホームパーティーでスティック野菜のディップやシーフード系のパスタのソース、味噌汁にちょっとだけ足してみる、または味噌や豚骨系カップラーメンにちょっと足すだけでも、旨みは深まるかもしれません。ドレッシングに加えると、野菜が美味しくいただけるかもしれません。
年初にマスコミでも紹介されたせいか注文は殺到しているようですが、今は落ち着いているようです。これぞ、ご紹介に値する逸品、ぜひチェックしてみて下さい!
ごまだし(エソ、アジ)一個820円(税込、送料別)です。
※掲載情報は 2016/06/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードビジネスデザイナー
嶋啓祐
全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。