栄養価の高さや健康志向の方に改めて注目されている「はちみつ」。普段の食生活に取り入れることを考えている方も多いのではないでしょうか。いざ取り入れようとしても種類も豊富ですし、継続するのは難しいことも多いです。そこで、今回は毎日の生活にも取り入れやすい、ヘルシーでおいしい「はちみつ」を紹介いたします。日本や海外で採れる「はちみつ」、知る人ぞ知る「はちみつ」から、毎日の生活でも取り入れやすいように楽しみ方まで、合わせてご紹介していますので、ぜひ毎日の生活に取り入れてヘルシーでおいしい「はちみつ」生活を始めてみませんか？

ギフトや手土産にも使いやすい、そんなはちみつをご紹介します。はちみつが入っているような形ではない可愛い形状の瓶も目を引く、ミレユンヌ・ユイルの「地中海の花々のはちみつ」。料理研究家/食トータルデザイナーの小野孝予さんに紹介いただきましたが、はちの巣から採るのにナイフを使って手で行われていたり、専用の遠心分離機を使っていたりして手間暇をかけて丁寧に製法され、非常にまろやかな口当たりと甘みがあるはちみつだそうです。

ヨーグルトやパンケーキ、クラッカーやパンに合わせたり、お肉のソースやサラダなどの料理も使えたりします。また、チーズに添えてワインと一緒に楽しむのがオススメだそうです。

はちみつが苦手だと感じる方には、先程紹介したミレユンヌ・ユイルのこちらのはちみつはいかがでしょうか。フードビューティープランナー/モデルの渡辺弥生さんに、『口に運んだ瞬間の豊かな香りと素敵な味わいに、このはちみつの虜になってしまうかも』と思わせたのが、この「ヘーゼルナッツはちみつ」。

ヨーグルトやスライスしたバケットやトーストしたパンに合わせると、おいしく食べられます。また、ちょっとしたパーティーには、クラッカーにチーズなど合わせればオードブルとしても使えて便利ですので、ぜひ自分だけの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

ここからは、注目したいハワイで採れるはちみつを続けてご紹介します。まずは、産地や品質など一定条件を満たしたハワイ農務省が認定するSEAL OF QUALITYも取得している【BIGISLAND BEES】の「オヒアレフアハニー」。ラジオパーソナリティ×フードマエストロの齊藤美絵さんに紹介いただきましたが、濃厚でクリーミーな質感、驚くほどにパワフルで華やかさが味わえるはちみつなのだそうです。

はちみつの持つ魅力を味わえる、トーストや紅茶やホットミルクに合わせたりする食べ方がオススメとのことです。ぜひそのおいしさを実感してみてください。

続いて大変貴重なハワイ産のはちみつを紹介します。こちらもラジオパーソナリティ×フードマエストロの齊藤美絵さんに紹介いただいた、ハワイ産のはちみつの中で全体の生産量の僅か3％しか採れないはちみつ「キアヴェハニー」です。まるで美容クリームやシルクのような滑らかさで、くせがなくはちみつのピュアな味わいが楽しめます。

フルーツやヨーグルトなどにかければ、フルーツの果汁の甘さに馴染んでよりおいしく食べられるのだそうです。他には、チーズとの相性も良いので、ワインのお供にもぴったりとのことなので、お酒好きなかたにもオススメです。

最後のハワイ産のはちみつは、酵素やミネラルが豊富に含まれた「レインボー・ブロッサム・ハニー」です。管理栄養士/料理研究家の鈴木あすなさんにご紹介いただきましたが、ハワイの花々の自然な味わいが楽しめる、加熱処理や濾過処理をなるべくせず蜂が採ってきた、そのままの状態にこだわったはちみつなのだそうです。

粘り気が少なくて癖のないさらさらとした味なので、そのまま食べたり、ヨーグルトやパンに合わせたりなどできる普段の食事にも合わせやすいのが魅力です。ハーブティーに入れればコクと風味も増してくれるそうですので、ぜひ試してみてください。

こちらのはちみつ、一度は目にした方も多いのではないでしょうか。日本はちみつマイスター協会代表理事の平野のり子さんや精進料理研究家/フードアナリストの麻生怜菜さんに紹介いただいた、「マヌカハニーのはちみつ」。マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するフトモモ科のマヌカの花から採れる、希少なはちみつとして知られています、味は、甘みが強く、バターキャラメルのような独特のコクとスパイシーさが味わえるはちみつなです。

ココアやソイラテなどドリンクに砂糖などの代わりにマヌカハニーを加えたり、相性がいいチョコレートやカカオ豆と合わせたりするのもいいとのこと。お気に入りの組み合わせを見つけてみるのはいかがでしょうか。

はちみつも種類が豊富なので、なかなか目にすることが難しいモノもあります。ブルガリア共和国大使館に紹介していただいのが、ひまわりやコリアンダーの花粉からできたはちみつやマノフという木の樹から採れる高級なはちみつです。年間で100トンほどしか採れないマノフのはちみつは、ほとんどが国内で消費されてしまっているそうです。

紅茶やハーブティー、クレープやパンに合わせることも多いですが、ピクルスを漬ける際にお酢と一緒に蜂蜜を入れると、酸味とほのかな甘みが楽しめてオススメとのこと。是非、試してみてください。

はちみつの良さはその栄養価の高さだけではありません。砂糖では足りない甘さと高級感を引き出すのにはちみつを紹介してくれたのが、一般社団法人日本ホームパーティー協会代表の高橋ひでつうさん。三重県津市にある佐々木養蜂園【はちみつやさんミエール】の限定品「国産みずき蜂蜜」は、柑橘系の爽やかな香りの中に奥深い余韻のある甘さがあります。

鳥肉料理には、焼く前にこの蜂蜜をサッと一塗り、さらにローズマリーなどのハーブを添えてオーブンで焼いたり、余りがちなバケットやチーズにつけたり、ヨーグルトに入れてミントの葉を添えるなど、ちょっとしたパーティー料理にも使えます。記事内ではもっと楽しみ方をご紹介いただいていますので、ぜひご確認ください。

一度で二度おいしいはちみつをご紹介します。岡山県にある創業1948年の養蜂場【山田養蜂場】でも一、二を争う人気の商品なのが「しょうがはちみつ漬け」。料理研究家・テーブルコーディネーターの磯部作喜子さんにご紹介いただきましたが、はちみつとしょうがだけが原材料ですので、しょうがの辛みとはちみつの豊かな風味を感じることができるそうです。

ホットドリンクに加えたり、これからの季節だと炭酸で割ったりして飲むのもオススメだそうです。他には、魚や肉料理の隠し味にしたり、ヨーグルトに混ぜたりしてもおいしく食べられるはちみつだそうです。

はちみつそのものを苦手な方、意外といるのではないでしょうか。そんな方にも楽しみやすいのが、料理研究家/オリーブオイルソムリエの尾田衣子さんに紹介していただいた【DEAN & DELUCA】の「ナッツのはちみつ漬け」。アーモンド、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、くるみの4種類のナッツは香ばしさとともに甘味もあり、硬さも丁度良い歯ごたえになっているのだそうです。

バケットにナッツとブルーチーズをのせたり、ソテーしたお肉などの添え物にしたりと、アイディア次第でおいしさの幅が広がる、はちみつ初心者の方にもオススメの一品です。