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ホテル なはり
天然鮪のまぐろ味噌
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かつて、まぐろ漁が盛んだった高知・奈半利町ならではの「まぐろ味噌」
「高知県の海産物といえば?」と聞かれると、多くの方は「かつお」と答えるでしょう。確かに「かつおのタタキ」は有名です。高知市内の人気フードテーマパーク『ひろめ市場』へ向かえば、藁で豪快に焼き上げるかつおに狂喜乱舞する観光客が数多いです(僕もです)。でも、太平洋に面している高知県ですから、魚はかつおに限った事ではなく、様々な名物があったりするのです。たとえば、高知県の海岸近くの国道55号線を東へずっと走っていくと、東端に室戸市があります。そのひとつ手前の町が、奈半利町(なはりちょう)。人口約3400人で、海に山に自然豊かな町として知られています。かつて、こちらはまぐろ漁船が多かった地。そこに『ホテルなはり』があります。昭和55年創業。もともと、こちらはまぐろ船のドッグハウスとして建てられ、船には日本人20~25名が乗っていて、点検作業に1か月~1か月半かかるため、その間、こちらに宿泊していたというわけ。現在は純粋なホテルとして、ビジネス客やお遍路さん、観光客に人気です。
そんな経緯があるから1Fのレストランでは「まぐろ定食」など、まぐろを使用した料理が看板メニューなのですが、「ippin」的に、ぜひ押さえておきたいのが、お土産の「まぐろ味噌」です。米味噌に卵黄、みりん、砂糖を加えた甘味噌にまぐろの削り節を混ぜた一品。甘味噌仕上げなので、優しい甘さがあるのが特徴。しっかりと、まぐろ節の香ばしさが加わっているので、熱々ごはんに乗っければ、何杯でもおかわりできそうな味わい。おにぎりの具にするのも良いでしょう。あとは、熱湯に溶かせば、簡単にまぐろ風味のお味噌汁もできちゃいます!
※掲載情報は 2016/04/27 時点のものとなります。
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。