記事詳細
今年も1/3余りが経ちましたが、今年は「申(さる)年」って覚えていますか?
年末年始は干支の話が話題に出ますが、年が明けてからは、干支の話をする機会が減るのは、毎年自然な流れかもしれません。今回は、「申年」の今年にちなんでの豆知識を改めてご紹介いたします。実は、「申年の梅は、特に縁起が良い」とされているのをご存知でしたか?「梅」は元来、薬のように重宝され、「松竹梅」という言葉でも表されているとおり、縁起が良い物としても古くから知られています。
ところで、皆さんは「申年の梅」という言葉はご存知でしょうか。これは、申年の梅は特に縁起が良いということをあらわしています。平安時代、疫病に苦しんでいる人々を救った村上天皇が使ったもの、そしてご自身が病で倒れた時に重宝されたもの、それが「梅」であり、疫病や、ご自身の病気があった時が「申年」であったというのが起源だそうです。
ぜひとも、皆さんに少しでも縁起担ぎをしてもらいたく、ご当地の厳選した梅にまつわるおすすめの梅商品3商品をご紹介します。
1:梅の香りとさわやかな酸味があと引く味の『乃し梅』は、もはや芸術の梅菓子
透明の琥珀色をしたこちらのお菓子は、山形県乃し梅本舗佐藤屋の「乃し梅」。実は梅の生産が多い山形で伝統的に作られている佐藤屋の乃し梅は、爽やかな香りと、しつこくない甘みのバランスが良く、ついつい食べ過ぎてしまうほど。乃し梅の包みも粋を感じます。
山形はもともと紅花の生産が盛んで、紅花から染料をとる際に梅の酸が必要だったために、梅の栽培も盛んに行われ、梅を使ったお菓子が名産となったようです。その歴史は古く、江戸時代に山形藩主の典医だった小林玄端が長崎に留学中、中国人から伝授された梅を原料とした秘伝の気付け薬が起源とされているようですね。
2:赤シソをふんだんに使って色鮮やか!無添加国産の有機ねり梅
奈良吉野や東紀州で有機栽培した梅と、紀州で有機栽培した赤シソを、伝統海塩「海の精」で漬けています。原料は、有機JAS認証を取得。塩まで含めて全て国産です。食品添加物も、化学調味料(アミノ酸等)・甘味料・着色料など一切使用していません。こだわりの厳選素材をシンプルな製法で仕上げています。
鮮やかな紅色は、シソから出る自然色。一般的な梅干の二倍の赤シソを使っています。まろやかな塩味と酸味のバランスがちょうどよい、素材が良いからこそ作れる昔ながらの味わいです。糖類やアミノ酸類は加えていません。下記の貝割れ大根の梅昆布漬け(調理時間3分)は、絶品ですので、ぜひ記事内リンクのレシピをご参照していただき、ご家庭で作ってみてくださいね!
3:縁起が良くなりそうな梅干は、太宰府天満宮で取れた梅から作っています!
最後は、梅の定番!梅干をご紹介します。福岡県太宰府天満宮境内の一番奥の茶店「茶房きくち」で販売されている梅干「飛梅漬」。塩分がしっかりときいた梅干は、袋に詰めておくと塩が浮き上がってきます。塩分の効いた梅干はパンチがありますが、「申年の梅」で、太宰府天満宮の梅干を頂くというのは、なんとも縁起が良くなりそうですよね!
また、白いごはんの中に、この「飛梅漬」を入れたシンプルなおにぎりも、素朴でおすすめですよ。梅干は、その昔「梅干しが腐ると家が滅びる」と言われたほどです。
※掲載情報は 2016/05/03 時点のものとなります。
- 4
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。