4月も中旬をすぎ、もうすぐゴールデンウィークを迎える時期になると、新規のお取引先の商談とは別に、すでにお取引させていただいているお取引先との連絡が滞っていた！とヒヤッとする瞬間、経験ありませんか？少し余裕が出てきたころに、ちょっとした手土産をもって往訪してみるのも、ひとつ。そんなときには、久々感をあえて出さずに、会話のきっかけになるような手土産がおすすめ！話題の日本酒や、見た目やコンセプトにインパクトのあるおすすめ手土産をご紹介します！

黒糖、きなこなどとともに和スイーツの材料として欠かせない「黒豆」。好きは人はとことん好き、という人が多いですよね。丹波産の黒豆は粒が大きく、上品な甘さとお芋のようなほろっとした口当たりで特に人気です。こちらの黒豆ショコラは丹波産の中でも特に極上の逸品、昭和五十六年に「新丹波黒」と名づけられた品種だけを使用し黒豆ショコラです。

大粒の新丹波黒を煎り、香ばしさとホクホクさをひきだした後、ホワイトとミルクの2色のチョコレートでコーティングしているのです。ちょっとした気遣いを存分に感じさせられる一品です。

奈良県大和高原。寒暖の差が激しくお茶の栽培には向かない土地で1000年以上前から栽培を続けられているのが「大和茶」です。その起源は空海が唐から持ち帰ったものだとも言われているほど古いものです。ゆっくり育つからこそお茶の苦みや旨みが濃縮され、最高級茶のひとつとして知られています。これは、大和茶を贅沢に使ったテリーヌ。大和茶本来の風味をしっかり出すため、小麦粉を使わずホワイトチョコレートと卵、バター、グラニュー糖、牛乳だけでつくる、いわゆる抹茶のガトーショコラです。ホワイトチョコレートには高級チョコレートの代名詞、フランス・ヴァローナ社産を使用。濃厚な抹茶とホワイトチョコの組み合わせは贅沢の極みと言えるでしょう。

日本酒ブームの一役を買ったといっても過言ではない、人気の銘柄「獺祭」が、世界のショコラティエ「パレ・ド・オール」とコラボしたのが、こちらのチョコレートです。6粒入りのセットの内容は、お米の甘い香りが際立つ「ビタータイプ」と塩をアクセントに加えた「ミルクタイプ」の2種。キャッチコピーの『米の磨きの高さから醸し出される華やかな香りと芳醇な味わい、引き締める酸味とが一体となり絶妙なバランスのもつ「獺祭　磨き二割三分」を使用』の言葉通り、日本酒のおいしさを知るにはうってつけの一品。売り切れることもあるので、早めの購入がおすすめです。

イタリアン界の巨匠的存在「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」の姉妹店として、千代田区一番町に誕生した「エリオ・アンティカ・フォルネリア」。本店の格式高さとはうってかわり、こちらはカジュアルなシーンで使えるダイニング＆ワインバー。とはいえ、さすがエリオ系列とだけあり、本格的なイタリアンがリーズナブルに楽しめると早くも人気を博しています。こちらでは食事以外にテイクアウトメニューとしてパンやタルトなども購入でいます。おすすめはタルト。フィグにショコラ、アプリコットにチェリーやポワールなど、好みのフレーバーを選べる嬉しさはもちろん、ていねいに火を入れたアーモンドクリームは舌心地もなめらか。さすが、リストランテのタルト、というだけあります。

いまや全国的にも知られるようになった滋賀県近江八幡市の「クラブハリエ」。ねんりん状に焼き上げたバームクーヘンが人気ですが、実は創業時から人気の裏メニュー的存在があるのを知っていますか？それが「チョコラリーフパイ」シンプルであきのこない美味しさは、フレッシュバターの風味を最大限に活かし、生地を練りあげ、香ばしく焼きげることで生まれたもの。あえてバームクーヘンではなく、こちらをお渡しすることでスイーツ通っぽさをアピールしてみるのもありかも？

上野駅前の行列の先にあるのが「岡埜栄泉」（おかのえいせん）」。明治初期に浅草の駒形「岡埜栄泉」から親戚筋の５軒にのれん分けされたうちの一軒です。数ある人気商品の中でも特に人気なのが『豆大福』です。原料には国産の米、小豆、赤エンドウを使用。お餅にはほんのり塩味が効いており、甘みを抑えた大納言餡との組み合わせが人気です。和菓子ですが、コーヒーとの相性も意外によく、オフィスへのお土産として老若男女に好まれるものなので、絶対失敗したくない、という日にはおすすめです。