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元貴族邸内・美術コレクションと味わうOrange & Plum Cake
ロンドンに数多くあるミュージアムの中、貴族の屋敷がそのまま美術館となっているのは、今回ご紹介する「Orange & Plum Cake/オレンジ&プラムのケーキ」が味わえる「ウォレス・コレクション」だけではないでしょうか。侯爵家のプライベートコレクションが常設されていて、建物、またそれぞれの部屋(展示室)はまさに絢爛豪華。
国営のため入場無料(寄付金のみ)のミュージアムの展示物の中には、レンブラント、ベラスケス、ルーベンスの絵画から、ここ最近話題となった「アナと雪の女王」に登場したフラゴナールの話題の「ブランコ」も展示されています。
フォトジェニックなこの館内の中心にあるカフェ「THE WALLACE」は、自然光が差し込むルーフトップの作りで、ロンドンで贅沢な空間です。
ケーキはフォトジェニックな館内同様、定番のケーキがシンプルながらスタイリッシュに仕上げられたものばかり。
この中で今回ぜひご紹介したケーキが「Orange & Plum Cake/オレンジ&プラムのケーキ」です。
英国のクラシックなオレンジのスポンジケーキ。ケーキの中心には丸ごとプラムの果肉が敷き詰められています。上に置かれたオレンジ・スライスと中に入るプラムの果肉とのフルーティーなハーモニーがおいしく、程よい甘さと、紅茶に合うしっとりとした口当りのケーキは、ぜひロンドンを訪れた際に味わって頂きたいケーキのひとつです。
こちらのカフェでは持ち帰りができませんが、同じケーキが楽しめる美術館・ナショナルギャラリー内のカフェ「NATIONAL CAFE」では持ち帰りができるそうです。(混み合っている場合、午後には売り切れとなっている場合があります。)美術鑑賞を楽しむ途中ひと休みして召し上がるのもよいですし、ホテル等でひと息つく時に、このフルーティーなケーキ、ぜひ味わってみて下さい。
※掲載情報は 2016/04/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理講師
小林ひろこ
著書:パパッと簡単!タイ料理/PHP研究所刊
料理・監修:ITADAKIMASU/タイ HWM刊
江戸時代から続く家に生まれ栄養士である母が作る、昔ながらの日本の家庭料理に幼少より慣れ親しむ。
夫の転勤に伴いロンドン、バンコクに在住。
日本では、雑誌の料理連載や学校・企業・大使館・レストラン等での講座やイベントで「基礎を大切にしながらの実践的な料理・マナー講座」を開催する。
・ ル・コルドン・ブルー ロンドン校、バンコク校卒業 ディプロム取得
・ タイ文部省認定 料理学校 卒業
・ タイ料理の第一人者 シーサモン・コンパン博士に料理・食文化を学ぶ