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日本人にも大人気の「イッタラ」の特別なグラスをご紹介します
前記事で『Marimekko for Finnairコレクション』( http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-5543/ )をご紹介したところ、たくさんの反響を頂きました。
そして、その記事にまつわるSNS投稿において「イッタラのグラスもありませんでしたか?」との質問も頂いていたので、本記事では、フィンランドのリビングウェアブランド「iittala(イッタラ )」のグラスの情報をお届けします。
フィンエアーのビジネスクラスで利用されている、イッタラの「Ultima Thule(ウルティマツーレ)」シリーズ
「ウルティマツーレ」とは、日が沈む事の無い、氷と雪に閉ざされた極北の島を意味し、フィンランドを代表するデザイナー、彫刻家のTapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)が、ラップランドの氷が融ける様子にインスピレーションを得てデザインした作品。
もちろん、フィンエアーの機内販売では、どのクラスの席の方でも購入可能。
但し、機内への導入数に限りがあるようで、搭乗便を指定して事前にオーダーしておくべきだとか。実は私も、このスパークリングワイングラスセットを、帰りの便で手に入れるか否かを最後まで迷っていました(日本のイッタラ公式オンラインショップでは、このスパークリングワイングラスが見当たらず)。
小ぶりながらも、少なすぎず多すぎずの適量を注ぐことが出来て、なによりもスパークリングワインを注いだ際の細かな気泡の美しさに魅了されたものです。
慌ただしい日常を過ごしていると、気泡をじっくりと眺めることなんてほぼ皆無。
しかしながら、この時に眺めた“泡の踊り”は、たいそう麗しくて。とても幸せな気持ちになったことを、今でも鮮明に覚えています。
フィンエアー機内でも「ウルティマツーレ」のサイズ違いを幾つか拝見。この独特の表面デザインがユニークな特徴でもあり、最大の魅力。大きめのサイズだと、飲み物以外にもフルーツやお菓子などを入れたりしていて、活用度の高さを感じました。
それでは最後に、「ヘルシンキ・ヴァンター国際空港」にあるフィンエアーのラウンジで見かけた、色んなタイプのイッタラの「ウルティマツーレ」シリーズの写真を幾つかピックアップしましょう。
北欧フィンランドの人たちは、寒い冬を楽しく過ごす為の工夫を家中の様々なものに取り入れていて、毎日使用するグラスや器などに対しても非常に拘りを持っています。
ここで《フィンエアーの航空チケットにまつわるプチネタ情報》を付け加えておきます。
チケット裏側を見てみると、「ヘルシンキ・ヴァンター国際空港」のターミナルの地図が描かれていて、チケット一つをとっても創意工夫が凝らされていることも分かります。
(アジアとヨーロッパを最短最速で結ぶ路線として、全ゲートとサービスが1つのターミナルビル内の1つの屋根の下に集結。順調な場合は乗り継ぎ時間がわずか35分だとか!)
そうそう、私がウルティマツーレのスパークリングワイングラスを、先のフィンエアー飛行旅で手に入れなかったのには訳があって……。
たぶん近い未来、またフィンエアーを利用してフィンランドの地に降り立っていると強く思うからです。
その時にはきっと、アネモネの花のカーペットの上でまどろみながら、色とりどりの鮮やかなベリーを摘んでいることでしょう。
フィンランドデザインの名品(フィンエアーのラウンジ)
http://www.finnair.com/jp/jp/information-services/at-the-airport/lounges
※掲載情報は 2016/03/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ブロガー日本女子代表/やまなし大使
izumin
ブロガー黎明期の20年以上前より個人ウェブサイトやブログを手掛ける。
現在はライターとして各媒体への寄稿掲載を担う傍ら、国内のみならず、日本のメディアを代表するブロガー、SNSインフルエンサーとして世界で活躍中。(音大ピアノ科卒という経緯もあり、特に得意とするのはヨーロッパ圏)
各国政府観光局や航空会社とのタイアップ企画参加などをはじめ、アンバサダーブロガー、オフィシャルブロガーを複数兼任。
独自の視点で写真を編集し、ビジュアル重視の「魅せるブログ」記事を展開している。
【最新活動・実績】
http://izumanix.com/works.shtml