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仕事でお世話になった方へのご挨拶、取引先への御礼や接待などで目上の方へ手土産をお持ちすることもあるとおもいます。接待や贈り物に慣れている方や、こだわりのある方への手土産となると、どんなものが良いか迷いますよね。
大人になるにつれ、手土産を自分で選ぶ機会も増えてきます。先方の年齢や立場にふさわしいものを選ぶ時に、名店の和菓子なら失敗しないのでは。しっかりとした店のいい品を選べれば先方への印象も上がるはず。そこで、今回は都内の和菓子の名店の品をご紹介します。
1:餅の中に潜む「虎豆」がアクセントとして効いている「志むら」の九十九餅
山手線目白駅近くにある甘味処「志むら」。ここの「九十九餅(つくももち)」は、求肥(ぎゅうひ)で出来たお餅で、柔らかな餅と虎豆の組み合わせが心地良いのだそうです。口の中に入れると、優しくソフトな餅の感触と程よく控えめな上品な甘さが、上手く調和しています。実は、餅の中に潜む「虎豆」がアクセントとして効いています。
2:目黒の緑豊かな庭園佇む「八雲茶寮」の四季の和菓子
駒沢の閑静な住宅街に佇む『八雲茶寮』。四季折々の情緒ある和菓子を、緑豊かな庭園を眺めながら嗜む贅沢な時間を過ごせる場所です。最中や大福などの定番和菓子のほかに、季節の和菓子もあります。都会の喧噪から離れたシンプルでスタイリッシュな空間の和菓子は、持ち帰りして手土産にできます。
3:あらゆるシーンで喜ばれる上品を極めた「塩野」の栗最中
赤坂「塩野」の栗最中は、皇族に政財界、また各茶道流派など日本が誇るVIPから絶大な支持を得ている看板商品。また、持ち運び、日持ちといった手土産の条件をクリアし、余計な工程のない、シンプルな品に職人の技が現れています。数寄屋を模った歯ごたえの良い皮に、刻み栗を練りこんだ大納言の粒餡を詰めた栗最中は、上品な甘みが口のなかに広がる贅沢な仕上がりです。
4:銀座の定番の手土産「空也」の最中
明治17年創業の和菓子屋「空也」。作ったものは全てその日のうちに売り切る潔さ。ここの最中は、人気の品ゆえ予約必至で売り切れも当たり前。この有名なお菓子なら先方も直ぐにわかって頂けます。できたては皮のパリパリッとした食感が楽しめます。
5:東洋的な食のバランスを考えて作られる「升本」の無糖庵
創業明治38年、都内有名百貨店の地下の食品売場で、決まって目にする「亀戸 升本」。こちらの「無糖庵」は、ほっとするような白砂糖をつかわない玄米おはぎ。玄米餅米、有機小豆、有機きなこをふんだんに使った三色おはぎは、サトウキビによる白砂糖、黒砂糖はつかわず、甘みは甜菜糖を使用しています。甘いものには目がないけれど、健康に気を使っている方へのお土産にいかかでしょうか。
6:創業110周年を迎える「赤坂 青野」のいちご大福
創業110周年を迎える『赤坂 青野』。そこの上品な餡の甘味と、丸ごと入ったいちごの酸味が絶妙なバランスを醸し出す老舗ならではの逸品が「いちご大福」。なんでもあのスティーブ・ジョブズさんも青野さんの餡子がとてもお気に入りだったとのこと。いいものを作る人はいいものを知っているのではないでしょうか。
7:期待を裏切らない「東京新宿花園万頭」の花園万頭
東京新宿花園神社そばの花園饅頭。天保5年に金沢で発祥した石川屋本舗が東京進出してきて花園神社そばで営業し始めて以来、看板商品となっているのがこの「花園万頭」。「日本一高い、日本一うまい」というキャッチコピーを裏切らない和菓子です。しっとりとした皮には大和芋が使われ、北海道小豆のこし餡との調和が絶妙です。
8:銀座土産でかのこといえば「銀座鹿乃子」の花かのこ 化粧箱入り
銀座土産でかのこといえば、この店「銀座鹿乃子」。昭和37年に、内閣総理大臣賞と農林大臣賞を受賞した銘菓。「花かのこ」は美味しいだけじゃなく、細部まで気配りが行き届いた立派なきちんと感が伝わる手土産として、お店の代名詞にもなっています。
9:400年の歴史を受け継ぐ「とらや」の小型羊羹
400年以上もの歴史のある老舗の和菓子屋「とらや」。とらやの羊羹の中でも個装された小型羊羹なら、小分けできるので便利。餡も小豆あんと白あんなどがあり、味も紅茶や梅、はちみつなど種類も豊富で食べ飽きません。また、「とらや」と分かれば、中身がどんなものかわかる包装も魅力です。
10:漆器専門店「山田平安堂」と和菓子屋「赤坂青野」の和菓子セット“一ヶ重 宝尽くし”
少し改まった場所へ、お世話になった方へ訪問するときに心強いのが、創業1919年の老舗・漆器専門店の「山田平安堂」のお重に、創業1899年の老舗・和菓子屋「赤坂青野」の和菓子が詰まったセットです。
日本の四季・日本の心が詰まった世界に誇れる日本の食文化のひとつ【和菓子】と、日本の伝統行事に家庭の食卓にと様々なシーンで活用され、日本の伝統文化・食文化を語る上で欠かせない存在である【漆器】という夢のコラボ。何かあった時には迷わずこれです。
※掲載情報は 2016/03/10 時点のものとなります。
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