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長年の年月をかけて味わい深くなったニュージーランドのカシス
ニュージーランドは、カシス生産量では世界第3位ですが、単位面積あたりの生産量では、他国を引き離して世界で第1位です。品種改良により生み出された優れた固有栽培種、そして、先進の栽培技術によって、高品質なカシスを安定的に生産できるからです。
従来カシスは、強烈な酸味で知られていました。しかし、ニュージーランドでは、ヨーロッパから移入されたカシスに長い年月と予算をかけて品種改良を加えた結果、カシスの持つ栄養価や健康効果を高めた上、さらにその味わいにも改良を加えることに成功しました。
畑の番号まで遡れる徹底した管理
カシスのよしあしは、環境に大きく左右されます。有機ミネラルを豊富に含む肥沃な大地、澄んだ水や空気、そして昼夜の寒暖差などその諸条件を満たしたニュージーランドの環境でおいしいカシスは作られるのです。
ニュージーランドではカシスは南島の4地域で主に栽培されています。日照時間が長く、比較的温暖なネルソン地域。南島の中心都市で「庭園の街」として知られるクライストチャーチ。広大なカンタベリー平野の中心部であるセルウィンとアシュバートン地区。
さらに、手付かずの自然が美しい南カンタベリー地方。それぞれ微妙に異なる気候条件を備えたこれら4つの生産地帯が、ニュージーランドの安定した栽培体制を支えています。
驚く事に、ニュージーランド・カシス業界では、完全完璧なトレーサビリティー・システムを採用しています。ニュージーランド産カシスは、関わった輸出業者、加工業者はもちろん、カシスを生産した栽培農家、さらには、栽培農家の畑番号まで遡ることができます。
徹底した管理の下で作られる、ニュージーランド産の甘いカシスを是非味わってみてくださいね。
※掲載情報は 2016/03/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ニュージーランド大使館
Kia Ora! 南半球のClean & Greenな島国ニュージーランド(以下NZ)です!
NZといえば先ずは何と言っても大自然です。
綺麗で豊富な水と空気と日光に恵まれ、国土の20%以上は国立公園や原生林、自然保護区に指定されております。
国民気質は非常に穏やかで、先住民族マオリやヨーロッパ人、南太平洋諸国の人々やアジア人など多様な民族の集まった世界的に見ても多文化の融合したユニークな特徴を持つ国です。
食糧生産・畜産に適した気候と地理的優位性から食材に関する人々の関心も高く、新鮮で安全な野菜や果実、乳製品、肉類、水産物等を気軽に楽しんでおります。
NZは自然・観光・activity・ラグビー大国として知られておりますが、
安心・安全な食糧品の輸出も極めて重要な産業に位置づけられている為、世界トップレベルのSustainability(持続性)とトレーサビリティーを誇っております。
ここではそんな“Clean Green NZ”が自信を持ってお届けする逸品の数々を順次ご紹介して参ります。
※冒頭のKia Oraは先住民マオリ族の言葉で「こんにちは」という意味です。