九州産の丸鶏を炊き込んで作った本格スープで鍋を楽しむ!博多とり田の水炊きセット

九州産の丸鶏を炊き込んで作った本格スープで鍋を楽しむ!博多とり田の水炊きセット

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自宅で簡単!本格水炊きが楽しめる

すでに春を迎えようとしていますが、朝夕は、まだ寒い今日この頃。肌寒いそんな夜に、急に食べたくなるのが鍋料理、私は暑い夏でも鍋が恋しくなります(笑)。

九州産の丸鶏を炊き込んで作った本格スープで鍋を楽しむ!博多とり田の水炊きセット

※調理イメージ(セットには豆腐は含まれていません)


先日、本場博多でいただいた水炊き。九州が、故郷ということもあり、水炊きは昔から馴染みのあるものですが、意外や水炊きが鶏の鍋だということを知らない人がいるのではと思い、少しだけ調べてみました。つまり、水炊きと言っても、水炊きは鍋。水炊きとは博多をルーツとする鍋料理のひとつで、元々は水もしくは、湯に鶏肉のぶつ切りを入れて、煮て食べるという料理だったそうですが……、これだけ聞くと、とても原始的過ぎる料理で、聞いただけでは決して美味しそうにありません(笑)。

九州産の丸鶏を炊き込んで作った本格スープで鍋を楽しむ!博多とり田の水炊きセット

明治時代に、中国の食文化を取り入れて、現在のようなスープを味わうスタイルになったそうですが、別名博多煮と呼ばれる水炊きは、東京の軍鶏鍋、京都のかしわ鍋、秋田のきりたんぽ鍋と並び、日本の四大鶏鍋料理と呼ばれているようです。

 

家でも、本格的な水炊きを作ろうと思うと大変かも?あの白濁した濃厚な鶏スープは、なかなか簡単には出来ないと思います。丸鳥からスープをとっても美味しいですが、面倒臭いが先に立ち(笑)、張り切って作ってはみたものの、出来上がったものは、なぜか鶏肉の寄せ鍋のよう?

 

主役であるはずの鶏肉は、パサパサでホロリと崩れる鶏肉とは程遠い感じがするのが現実?(笑)。やはり、あの濃厚であっさり本格スープを、お家で作るのは至難の業。

 

そこで、今回の私のおすすめる逸品は、博多、とり田の九州産にこだわり新鮮な材料だけを使ってる水炊きセット。お店と同じ味を、ご家庭で、大切な人に贈り物として重宝出来ると思います。鶏ガラは使わず、贅沢に丸鳥を炊き込んで作ったスープ、新鮮な鶏肉、セットによっては野菜まで入っています。

おいしい水炊きを作るポイント

水炊きを極める……、それは、スープの味だけでなく、食べ方にも美味しさは左右されます。私は、これまで、料理は食べ方も美味しさだと、美味しさのひとつだと提案してきました。寄せ鍋風に材料を放り込むのではなく、流れを組んでいただくと、もっと美味しくいただけると思います。

九州産の丸鶏を炊き込んで作った本格スープで鍋を楽しむ!博多とり田の水炊きセット

お店では、程よく火通りした鶏肉が提供されますが、鶏肉は煮すぎるとパサパサ、煮すぎないようにするのがポイント。最初に、スープを一口、小さめのぐいのみ注いでくれます。まずは、美味しいスープだけを身体に染み込ませ、自然塩や柚子胡椒で好みに調味。まずスープを一口、早速食卓でやってみませんか?

 

お店でも使っている、大分県宇佐市院内の完熟柚子で作られている柚子胡椒がセットに入っています。併せて、とり田特製黄金ポン酢もセットの中に入っていて、こちらも良い仕事をしてくれます。

 

次に、鶏肉をいたただきますが、火を入れすぎずに、ポン酢で……、ネギもさっと茹で一緒に食べると、さらに鶏肉の旨味を際立たせてくれます。

 

次に、つみれを丸めながら、鍋の中に落としていきます、野菜も入れて煮えばなをいただきます。食べたら次に移る、これも鍋の楽しみ方のひとつです。柚子胡椒、黄金ポン酢で楽しんで下さい。

 

最後の〆は、好きずきに……、セットには入っていませんが、私は雑炊派。博多だと麺を入れたりしますが、溶き卵を加えた水炊きの雑炊には、ポン酢を垂らします。とり田の黄金ポン酢が、最後まで良い仕事をしてくれます。〆にラーメンを入れても格別な味になります。

 

博多の人々に愛され続けているきた郷土料理、水炊きをippinファンの皆さんにも楽しんでいただければ嬉しいです。

 

原稿を書いていると、また、博多で水炊きを食べたくなりました(笑)。

※掲載情報は 2016/03/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

マロン

フードスタイリスト

マロン

大阪あべの辻調理師専門学校を卒業し、料理研究家、インテリアスタイリストのアシスタントを経験後、1983年に日本でのフードスタイリスト第1号として独立。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、新聞、広告、イベント、講演会など、あらゆるメディアを通して美味しい料理、料理の楽しさを提案し続けている。経験を生かして、調理器具の開発にも取り組み、現在発売中の「マロンパン24cm」が人気を集めている。レストランのシェフでも、料理研究家でもない、食のエンターテイナーとしてダイナミックに躍進中。長崎県に生まれ、佐賀県唐津で育ち、東京をこよなく愛すも、故郷や地方の食材、料理を紹介。唐津大使を拝命、首都圏と故郷唐津を繋ぐ、お仕事を思索中。活躍は国内にとどまらず、海外、アジア各国でも料理教室を主宰。また、料理以外の、歌でも活躍中。

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