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八県に隣接し、山々が連なる自然環境をはじめ、地域や人、心がつながる願いを込めた「つらなる つながる 信州」がキャッチフレーズの長野県。
豊かな自然に恵まれ、また、南北に細長い信州は、四季の変化に富んだ風土が豊かな食文化を育んできました。気温の寒暖差を生かしたそばの生産、漬物や香辛料などの保存食作り、鯉などの川魚、水がきれいな土地を活かした日本酒や地ビールの酒造り、そして澄みわたる空気・豊かな土壌に恵まれて育った果実栽培など食の宝庫です。
今回は、そんな長野県のご当地自慢のお土産をご紹介します。
「そば」信州のお土産で絶対外せないお土産「おそば」安曇野蕎麦と唐沢そば
安曇野の本格・生蕎麦【キバチ堂】の安曇野蕎麦
国内産の玄蕎麦を低回転の石臼でまるごと挽きぐるみにしたそば粉に、北アルプスの雪解け水である安曇野の湧水を使用した「安曇野蕎麦」。雑味のないすっきりとした風味と甘味を感じる蕎麦の味わいは、JALのファーストクラスのカタログでも紹介されています。安曇野で有名な生わさびの風味とともに堪能できます。
昔ながらの情緒を残した唐沢そば
長野県の東筑摩郡山形村の「唐沢そば」。かつては米の生育に向かないともいわれた冷涼で山がちな土壌は、そばの栽培に最適で、さらに山々の育んだおいしい水が極上の味を生み出しています。昔ながらの素朴な情緒風情を残して逸品そばを作っている東筑摩郡山形村に「唐沢そば集落」があります。地元産のそば粉と手打ちにこだわり、そのおいしさは明治のころから評判になり、今も味にうるさい県内外のそば好きが集まってきます。
「おやき」縄文時代から伝わる信州の郷土料理
こちらも名物の「おやき」。小麦粉の皮に高菜やきんぴらなどの具を包んで焼いたのが、“おやき”。数あるおやきの中から、郷土料理研究家の青木さんが紹介してくれたのは小川村の「縄文おやき」。縄文遺跡でおやきの跡が発見された小川村で作られる逸品です。長野市内でも購入できますが、NPO法人・日本で最も美しい村連合が認定する美しい村で食してみてはいかがでしょう。
「鯉焼き」川魚の姿焼き?!
岩魚、山女や鯉の川魚の郷土料理が多くある長野県。長野市にある善光寺のを傍にある「藤田九衛門商店」のにあるのが、垂水(たるみ)の鯉焼きもその一つ。
一昔前まで、山々に囲まれた信州では川魚の代表である鯉は、貴重なハレの日の食材だったのだとか。そんなことからハレの日を祝うつもりでつくられたのが、こちらの鯉焼きなのです。見た目の可愛さももちろんですが、味もおいしい鯉焼き。特に、白地と赤地を生地にまぜこんだ錦鯉は必見です!
紅白の鮮やかな「錦鯉」は、前日までに予約をしていないと食べられないそうです。
ブランド名:藤田 九衛門商店
商品名:信州鯉焼き「垂水-たるみ-」(お取り寄せ可)
「果実」日本アルプスが誇る「ホテルハイジ」のブルーベリージャム
日本アルプスと評される高い山々と深い雪景色が見どころの長野県。そんな日本アルプス、長野県にスイスの雰囲気を味わえる人気ホテルが「ホテルハイジ」。インテリアや調度品などで日本にいながら、本場スイスの雰囲気を楽しめるホテルとして女性に人気です。そのホテルハイジの名産品の一つがこのブルーベリージャム。素朴な愛らしいボトルのこのジャムはここのホテルメイド。摘みたてのブルーベリーを贅沢に使ったジャムはパンやヨーグルト、紅茶やお肉料理などなんにでも使えます。
「果実」すりおろしリンゴと風味高いバターが作った地元ツルヤのりんごバター
すりおろしたリンゴに、コクのあるバターを練りこんだこちらのりんごバター。バターとは言えまったりとした口当たりではなく、あくまでもリンゴのさわやかさを引き立てるものというもの。素材や製法にこだわった地元、長野県産の食品を数多く扱う長野県のTURUYA(ツルヤ)というスーパーのオリジナル商品です。TURUYAは全国からファンが訪れるほど、人気のお店。リンゴバター以外にも人気商品がたくさんあるので、長野を訪れた際には必ずチェックしてみましょう!
「シードル」長野県東御市ワイナリー産 シャンパン製法で造られたシードル
おいしいりんごのあるところに美味しいシードルあり!と、言い切っていいのではないでしょうか。このシードルは、長野県東御のワイナリー「リュードヴァン」がは、東御市産のふじリンゴを100%使用したシャンパン製法で造られたシードルです。グラスに注ぐとその泡のきめの細かさと力強さが継続し、またりんごのさわやかな酸味とほのかなフルーティさが絶妙なハーモニーを醸しだしています。
「日本酒」真田幸村のお膝元上田市の小さな酒蔵が最優秀賞を受賞した「亀齢」
長野県上田市に日本でも小さな蔵の岡崎酒造。350年続く酒蔵は若い岡崎謙一、みどりご夫妻二人で醸す小さな蔵。この酒蔵が作っているのが信州「亀齢」。第86回関東甲信越国税局酒類鑑評会において、首席である「最優秀賞」を受賞しました。
菅平水系の水、県産の米をたっぷりと使った吟醸酒等は、今もザル洗い、箱麹でコツコツ手造り。長野に入ったら貴重になった地酒の蔵を試してください。
「唐辛子」江戸時代から愛される変わらぬ辛味“七味”
江戸時代から続く老舗である八幡屋礒五郎は、信州善光寺の門前のお店です。江戸時代に誕生した七味唐からし。七色唐からしとも呼ばれ、唐辛子を主体とした7種類の原料を組み合わせた混合香辛料のこと。いわゆる日本を代表するミックススパイスです。市販の唐からしにない、素晴らしい香りと後からピリリとくる辛味が病みつきになってしまいます。信州では、そばを食べるときには欠かせないものなのです。
「味噌」「信州のお味噌屋さん」の焼き鳥屋の「辛味噌」
味噌処信州長野の焼き鳥屋「とりまる」が作る辛味噌。この「辛味噌」は、もともと焼鳥屋さんの作っている焼鳥用の「味噌」らしいのですが、ご自身のアイディア次第で活用方法は無限大。「梅肉」を足すことにより、辛さが程よくマイルドな辛さに和らぐので、キュウリや生野菜につけるも良いそうです。「味噌おでん」に付けても美味しいです。これはちょっとしたおつまみに色々と試したくなってくる辛味噌ですよ!
「クルミ」極上のクルミをたっぷり使ったチーズケーキ『胡桃の醍醐味』
日本一の生産地を誇る、滋養が高く風味の良い“信濃グルミ”をたっぷりと使ったチーズケーキ「胡桃の醍醐味」。まろやかなチーズにクルミの上品で奥深い香味が追いかけてくる存在感のある逸品。ワインの銘醸地としても知られる東御市で、ワインにも良く合うおみやげとして人気を集めています。
※掲載情報は 2016/02/24 時点のものとなります。
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