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実現までに4年間を費やした渾身のコレクション
フィンランドを代表するブランドの一つでもあるイッタラの創業は、1881年と日本では明治14年にあたり、実に135年の歴史を持ちます。イッタラは、フィンランドの首都ヘルシンキから120キロほど北上したところにある、イッタラ村(現在はハメーンリンナ市の一部)でガラス工房としてスタートしました。
産声をあげたイッタラが当初作っていたのは、ガラスランプや薬壜などでしたが、1930年代後半からイッタラの一員となったフィンランドを代表する建築家でもあるアルヴァ・アールトとカイ・フランクが吹き込んだ新しい感性によって、フィンランドを代表するブランドの一つになることに成功しました。
フィンランドを代表するブランドの特徴でもある、「流行に左右されない普遍的なデザイン」。この特徴を保ちながら新しい感性を吹き込み続けることが、このイッタラの強みかもしれません。
このイッタラとコラボレーションをしたのが、日本のファッションデザインブランド「ISSEY MIYAKE」です。
4年の歳月をかけて開発されて生み出されたのは、「Iittala X Issei Miyake Home Collection」。両ブランドの得意とする領域を商品に昇華させたプロダクツは30にも及び、普遍的なシンプルなデザインにもかかわらず、使い方に幅をもたせているのもポイントで、どのアイテムとどのアイテムを組み合わせるか、どんなシーンで使うのかは使用する方の想像力次第。
ホームパーティーのためにご自身で揃えてみるのも良いですし、ご友人へのプレゼントでも喜ばれること間違い無しです。
※掲載情報は 2016/12/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フィンランド大使館
ムーミン、サンタクロース、サウナのふるさととして知られるフィンランドは、日本と外交関係を樹立してから間もなく100周年を迎えます。東京・名古屋・大阪から直行便で約10時間。一番近いヨーロッパの国として、季節を問わず日本から多くの観光客が訪れています。ムーミンやサンタクロース以外でも、美しい自然、優れた教育制度や洗練されたデザイン、高い技術力にゲーム産業やスタートアップなど世界から高い関心を集めているフィンランド。2014年にはムーミンの生みの親であるトーヴェ・ヤンソンの生誕100周年、2015年にはフィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスの生誕150周年、2017年には独立100周年を迎えます。そんなフィンランドの情報を食文化という切り口を中心に皆様にお伝えしていきます。