驚く程にさらさら溶ける義侠の酒粕

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甘酒にお薦めしたい酒粕

驚く程にさらさら溶ける義侠の酒粕

「なかなか美味しい酒粕って見つからないんだよね……」と耳にすると、「じゃあ、この酒粕 を使ってみてくださいよ!」とお薦めしている酒粕です。

 

酒粕をそのままオーブントーストで焼いて食べるのがお好きな方も多いと思いますが、個人的には甘酒が好きで、冬場はいつもお鍋にセットされているのが定番になっています。様々な酒粕を試すのですが、酒粕が水へどう溶けていくかが大切なポイントのように感じています。

 

日本酒をつくる過程で圧力をかけて搾っていくわけですが、圧力をかけるほどに液体が多くなり、粕は固くなっていくことは容易に想像できると思います。つくり手の立場からすれば、液体が多くとれた方が儲けは多くなりそうですが、搾るほどに雑味も増してくるので、そのバランスをどうするかが味の個性にもつながっていると思います。この酒粕の場合は驚く程にさらさら溶けていきます。過度な圧をかけることなく、酒と粕をつくっていることが分かります。

 

また、日本酒づくりの原料には、「白いダイヤ」と称されることもある山田錦を原料に使用。山田錦は酒造好適米の中でも最高峰とされており、その中でも兵庫県東条特A地区の山田錦を100%使用して全量純米仕込みにこだわっています。

 

最後に、甘酒をつくるときのポイントをひとつ。沸騰させないこと。これ結構重要だと思います。

義侠の酒粕

山忠本家酒造 住所:愛知県愛西市日置町1813

※掲載情報は 2016/02/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋万太郎

職人醤油 代表

高橋万太郎

1980年群馬県前橋市出身。立命館大学卒業後、(株)キーエンスにて精密光学機器の営業に従事し、2006年退職。(株)伝統デザイン工房を設立し、これまでとは180度転換した伝統産業や地域産業に身を投じる。現在は一升瓶での販売が一般的だった蔵元仕込みの醤油を100ml入りの小瓶で販売する「職人醤油」を主宰。これまでに全国の300以上の醤油蔵を訪問した。

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