青森八戸「新」名物 メディアでも話題のみなと食堂「ヒラメの漬け丼」

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日本人として生まれてよかったと思える一品

私の住んでいる岩手県二戸市は、岩手県の中でも一番北のはずれにあるまちです。昔から、伝統的にお隣青森県八戸市との結びつきが強く、廃藩置県前は同じ「南部藩」として生活圏も一緒でした。

 

そんな八戸市ですが、二戸市の約10倍の人口がある大都市です。八戸の名物といえば、真っ先に思い浮かぶのが、B1グランプリでも優勝した「八戸せんべい汁」がとても有名です。そのほかにも「イカ」や「サバ」など海産物がとても有名です。

 

そんな八戸市ですが、実は隠れた名物があります。

青森八戸「新」名物 メディアでも話題のみなと食堂「ヒラメの漬け丼」

それが、八戸の港にあるその名もズバリ「みなと食堂」で提供される「ヒラメの漬け丼」です。

 

市場の中にある食堂ということで、朝早くから営業しているのもうれしいですが、店がとても狭く、カウンターのみで8人しか座れません……。

 

ヒラメは普通に食べてももちろんおいしいですが、漬けにすることにより、白身のヒラメの奥深いうまさが表に出てきて、何とも複雑で上品な「旨み」を味わう事が出来ます。生卵の黄身が上にのっていて、これを溶いて食べるとさらにコクもプラス、何とも言えない日本人に生まれてきてよかった~という気持ちでいっぱいになります。

 

ヒラメの漬け丼以外にも、八戸せんべい汁や、いちご煮なども食べることが出来ますので、ぜひ岩手、青森においでの方は行ってみてください。

みなと食堂「ヒラメの漬け丼」

みなと食堂 青森県八戸市大字湊町字久保45-1 TEL:017-835-2295

※掲載情報は 2016/02/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

久慈浩介

株式会社南部美人 南部美人五代目蔵元

久慈浩介

1902年創業の岩手の地酒「南部美人」の五代目蔵元です。南部美人の銘柄の由来は「南部」は廃藩置県前の岩手が「南部藩」だったこと、「美人」は命名した戦後、日本酒のクオリティーが低く、美しい酒を造りたいとの願いを込めて、「南部の国の美人の酒」で「南部美人」と命名しました。私たちは「世界中で日本酒で乾杯!」を目指し、1990年代から日本酒の海外輸出に取り組んでいます。現在では日本国政府のクールジャパンの後押しもあり、世界中で日本酒は盛り上がっています。そして、特許を取得している砂糖などの甘味原料を一切使わない「糖類無添加梅酒」をはじめとする様々な糖類無添加リキュールも開発しております。日本国内の鑑評会、そして世界の酒類のコンクールなどで多数の金賞を受賞。「笑顔あふれる明るい酒」を目標に、若き蔵元と若き南部杜氏が究極の日本酒造りを目指し、北の大地の岩手で頑張っています。岩手の素晴らしいもの、そして世界の素晴らしいもの、さらには同じ酒蔵の仲間の醸す素晴らしいお酒をどんどん紹介していきたいと思います。楽しみにしていてください。

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