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“獺祭”の美味しさの素をお土産に!
私の地元は広島の一番西に位置するので、山口の岩国錦帯橋空港が開港して以来、もっぱらそちらを利用しています。このお正月も帰省し、まずはお土産に一番人気の日本酒“獺祭”を購入しようとしましたが、行きも帰りも品切れ!岩国市の酒蔵元「旭酒造」は昨年新たな蔵を建設して生産を増やしているそうですが、相変わらず店頭はどこも品薄で、地元でもなかなか入手困難なのが現状のようです。
そんな時は“獺祭”よりも入手しやすく、お酒が飲めない方にも喜ばれる美味しさの素の酒粕をお土産にまとめ買いしています。
華やかでフルーティーな香りと生きた酵母もたっぷり
ここ数年、日本の伝統的な発酵食品の価値が見直される中、酒粕は栄養素が豊富で健康、美容、ダイエットにも効果が高いことから再び注目されています。特に、“獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分”の酒粕は、遠心分離の技術を使い圧力をかけずに搾った最高ランクの粕だけに、華やかでフルーティーな香りが残り、生きた酵母もたっぷり含まれるため栄養価も高いのが特徴です。
満足度が半端ない!甘酒もプレミアムな味わい
実際、封を開けた時の芳醇な香りはあの獺祭の極上の美味しさを蘇らせます。お酒に比べ値段もお手頃なので、色々なフレーバーの甘酒を楽しむこともできます。私のお気に入りは寒い日に最適な“蜂蜜ジンジャー入り甘酒”です。スッキリした味わいと米粒が残っているので飲んだ時の満足度は半端ないです。
これならお酒が飲めない方にも自信を持ってオススメできます。他にも、米粒を活かし牛乳とお砂糖を加えて煮る“甘酒ライス・プディング”など、デザートとしても楽しめます。
“獺祭”酒粕でワンランク上のおつまみも!
酒粕を焼くとチーズのような風味がするので、お酒のつまみにもなる酒粕クラッカーもよく作ります。これも獺祭の酒粕を使用するとそれだけで風味も価値もアップグレードし、パーティーなどで重宝します。仕上げに南仏カマルグの塩の花とevオリーブオイルを塗って、和と地中海の香りのマリアージュを楽しむのが私流です。あわよくば、獺祭純米大吟醸とマリアージュができたら最高ですけどね。
※掲載情報は 2016/01/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
地中海の食・音楽のコーディネーター
おきよし(沖淑子)
大型レコード店のワールド・ミュージックのバイヤー担当後、いつかは南の島へ移住を夢見ながら東南アジア~南インド~モロッコの音楽&食を探訪。数年前より音楽フェスティバルで訪れたマルセイユで地中海料理の魅力に目覚め、現地のシェフに料理を学ぶ。
2012年2月に代官山にオープンしたフレンチ・デリ&カフェ「table ogino」のオープニングスタッフとして勤務。2013年には、レバノンでオリーブ収穫の手伝い&家庭料理を学び、都内で中東料理イベントやケータリングも行う。現在は日本エスニック協会の汎地中海料理のアンバサダーとしても活動中。
また、スパイスやハーブをミックスしたジャム作り、特に好きな音楽を聴きながら夜な夜な煮る“深夜のジャム活”をFB、instagram、twitterで発信中!