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Bee Eco Wrap
Bee Eco Wrap 【3枚セット】
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使い捨てができる便利なものってたくさんあります。たしかに手間は省けて時間も短縮になるのだけれど、なにかを使い捨てにするとき、自分の中の何かも捨てているような寂しい感じがします。物は単なる物質ではなく、自分をサポートしてくれる相棒のようなイメージ。だから、物を大切に、長く使いたいと思っています。
食品を保存するために、ラップはとても便利です。でも、それをはがしてゴミ箱に入れる時はやはり、どこか悲しいような感じがします。何度も使えるラップを使ったことがありますが、密着度が弱かったり、意外とすぐに破れてしまったり。最終的にはうっかりしたすきに猫の遊び道具になってしまい、ぼろぼろに……。その後使い捨てのラップを手にすることはなく、お皿に残ったものを保存するときには、ちょうどいいサイズの食器をかぶせたり、密閉容器のふただけを使ったり。ラップはどうしても、というときだけ登場する存在でした。
でも、これは!というラップにとうとう出会いました。それが「Bee Eco Wrap(ビーエコラップ)」です。オーストラリアで環境に則した暮らしをしているデヴァイン一家による手作りで、GOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)のオーガニック認証を受けたコットンを、サステナブルな方法で採集した蜜蝋、コールドプレス製法のホホバオイル、木の樹脂でコーティングしたもの。洗って繰り返し使えるだけでなく、最終的には土に還すことができるそう。これって、とってもハッピーな感じがします。
さらに、生地の美しさにこだわっているというだけあって、このラップをかけたものをテーブルにおいておくだけで、なんだかちょっと楽しい気分に。しかも、使い勝手はラップ以上です。というのも、蜜ろうでコーティングされているため、常温以下ではラップが自立できるくらいの固さがあるのです。手で触れると柔らかくなって、ぴたっと密着。自由な形を作れます。紙を折って作るコップのようにして食べ物を持ち歩くこともできますし、デコレーションをしたケーキのように、直接食品に触れさせたくないものにも便利です。
持ち寄りパーティのときには、キッシュやケークサレ、タルトやパイのような持ち運びしやすいものを作ることが多いのですが、特に、タルトやパイはフィットする容器がないため、いつもどうやって持ち運ぶかが悩みどころでした。でも、このラップならケーキ型ごと包んで、ちょっと高さが出るように形をととのえればOK。型くずれせずに運べます。形を自由に作れる風呂敷のような感覚です。開けばそのままお皿のようになり(料理自体が地味でも、ラップのおかげで華やかに見えます!)、ホストの負担も軽減。ホホバオイルに抗菌作用があるのも安心です。
ちなみに、持ち寄りパーティに持っていくと喜ばれることの多いのが、甘くないごはんケーキ、ケークサレ。とっても簡単に作れますのでレシピをご紹介します。
「ケークサレ」
1:小さめに切った野菜(写真はにんじん、菜の花、エリンギ)をオリーブオイルで炒めて冷まします。オーブンを180度に予熱します。
2:小麦粉160g、塩3g、てんさい糖15g、ベーキングパウダー小さじ1強をボウルに入れ、ざっと混ぜます。
3:別のボウルで豆乳150gと菜種油52gを乳化するまで混ぜ合わせ、1を入れてざっと混ぜます。2を加えてさっくり混ぜ、油を塗った型に入れてオーブンで40〜50分焼きます。
粗熱がとれたら型から取り出します。
ティーム有限会社
住所: 〒162-0811 東京都新宿区水道町1-1
TEL: 03-3235-7600(営業時間11:00-19:00、土曜・日曜・祝祭日定休)
Facebook: https://www.facebook.com/beeecowrap/
※掲載情報は 2016/01/24 時点のものとなります。
瞑想&セルフケア案内人
松永真美
東京外国語大学卒業後、出版社に勤務。料理雑誌の編集者時代にマクロビオティックやヨガ、瞑想に出会い、これらの学びと実践をスタート。さらにベジタリアン・ヴィーガン料理、自然療法、アロマテラピー、アーユルヴェーダなどホリスティックに心身を調えるメソッドについて多角的に学習、実践。ヴェーディックな心身の調え方を軸にし、アーユルヴェーダの考え方を日本の食文化に落とし込んだ生活スタイルに行き着く。2012年、大学時代に感染して以来続けてきた西洋医学によるHIVの治療をストップし、東洋医学でのケアに切り替える。現在は日々の食事と日本のハーブ、瞑想、呼吸法でHIVとともに生きる心身のケアを行っている。自分をケアすることに向き合ってきた経験を生かし、現在は瞑想指導やそれぞれに合うセルフケア、ライフスタイルの指導を行っている。
日々の食事や、食を通じての心身のととのえかたを綴った「あるベジタリアンの食卓」をwebマガジン「マイロハス」にて連載中(http://gene-media.com/tags/cat747)。