フィンランドで最も愛されている菓子パン!シナモンロール

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フィンランドといえばシナモンロール!

前回は、フィンランドのコーヒー事情を紹介させていただきました。今回はその話からちょっと派生するお話です。1日に平均7杯ものコーヒーを飲むフィンランドの人々は、もちろん各シーンでおやつを食べることも多いものです。

 

それぞれの好みがあるので、何とコーヒーが合うのかは一概に申し上げることはできませんが、多くの方が愛するコーヒーと一緒に食べるものは「シナモンロール」ではないでしょうか。

 

ある日本映画で美味しそうなシナモンロールが登場して、フィンランド=シナモンロールというイメージを抱いた日本の方々も多いかもしれません。

 

シナモンロールはフィンランドの家庭では日常的に作られているパンで、大きなオーブンは欠かせません。薪を使う古いタイプのストーブ兼オーブンを使っている方もいます。

 

シナモンロールの歴史は100年程度といわれていて、これも以前紹介したライ麦で作られるパンよりは歴史が深いわけではありませんが、登場して一気に市民権を得たのがシナモンロールです。

 

一言でシナモンロールといっても、サイズの大小や食感の違いなど、お店や家庭によってさまざまです。フィンランド語ではコルヴァプースティ(korvapuusti)というこのお菓子、直訳すると「(平手打ちされて)つぶれた耳」という意味で、実際につぶれた感じがカワイイ形状のものもあります。

 

なのでコーヒーに招かれた時に必ず食卓にあるのがシナモンロールで、自宅の味の違いから会話が始まるというのも普通にあることです。

 

フィンランドに訪れることがあれば、是非いろんなお店のシナモンロールを味わってみると、それぞれの違いが如実に出て面白い体験になると思います。

 

日本でもそれに準じて、様々なお店でシナモンロールが体験できます。以前紹介した「ヘルシンキベーカリー」や「ムーミンカフェ」のほかにも、たとえば東京の吉祥寺にある「モイカフェ」でシナモンロールを楽しめます。時々イベントも開催する居心地のいい小さなカフェで、北欧好きには人気のスポットです。


是非チャンスがあったらコーヒーを飲みながらシナモンロールを味わってみてくださいね。

※掲載情報は 2016/01/13 時点のものとなります。

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フィンランド大使館

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ムーミン、サンタクロース、サウナのふるさととして知られるフィンランドは、日本と外交関係を樹立してから間もなく100周年を迎えます。東京・名古屋・大阪から直行便で約10時間。一番近いヨーロッパの国として、季節を問わず日本から多くの観光客が訪れています。ムーミンやサンタクロース以外でも、美しい自然、優れた教育制度や洗練されたデザイン、高い技術力にゲーム産業やスタートアップなど世界から高い関心を集めているフィンランド。2014年にはムーミンの生みの親であるトーヴェ・ヤンソンの生誕100周年、2015年にはフィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスの生誕150周年、2017年には独立100周年を迎えます。そんなフィンランドの情報を食文化という切り口を中心に皆様にお伝えしていきます。

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