あなたもプティ・ワイン通!チリワインのトレオンが今美味しいと大評判

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トレオンワインを味わっていればあなたもプティ・ワイン通

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チリワイン、トレオン社との出会いは今から8年前。私がシャトー・レストラン・ジョエル・ロブションに勤務していたころ、トレオン社輸入業者の日智トレーディングの猪原さんが店のクローズタイムにアポなしで営業しに来たのが始まりでした。

 

「是非ともロブションの店でワインリストにリストアップして欲しい」との熱意ある姿に負け、トレオン社のワインを1本試飲用として頂戴することにしました。

 

その銘柄はドン・アマド1986年産のワインでした。当時として考えますと約20年前の熟成したワインとなり、チリワインの20年熟成したワインなど日本で飲める機会は、皆無でしたので、興味はあったもののそれから1年位セラーに寝かせておきました。

 

その後、丁度北海道は帯広のレストラン経営者から美味しい鹿肉が捕れたのでぜひ来ていただきたいとの連絡が入り、5~6名で急遽帯広へ鹿を食べに行くことにしました。その時考えたのがドン・アマド 1986年のワインです。このワインを是非鹿に合わせたいと思い、前もって送ることにしたのです。

 

このワインはカベルネ・ソーヴィニョンを主要にメルローなどが混醸され、長期熟成用に造られたもので、皆で飲んだところ想像以上の深い味わいでした。

 

 チリワインでも熟成させると、ボルドー産に負けず劣らずこれほど素晴らしいワインに仕上がるのだと、ワイン通の友人たちも驚愕でした。それ以降トレオン社の造る他のブランドもきっと美味いワインを造るに違いないと興味を持ち、当社の試飲会には出来るだけ参加をし、味の確認をしたものです。特に気に入ったのが今回取り上げました、トレオン・デ・パレデス・リセルバ・メルローです。色が濃く、赤い果実の中にチョコレート、カカオパウダー等の香りが溶け込み、口に含むとコクがありビロード様のタンニンが口いっぱいに広がり、複雑味がバランスよくまとまり、余韻も楽しめる味わいです。国際ワインコンクールでもメルロー部門で多数メダル受賞をしている実力派ワインです。

 

各国レストランでのお料理と楽しむも良し、ホームパーティでは特に焼き鳥、すき焼き、鰻の蒲焼などと合わせるのが私は好きです。

 

チリワイン、現在日本の輸入ワイン量ではフランスに次いで第2位に躍り出ました。

 

これからもリーゾナブルで気軽に飲める美味しいワインとして、注目を集めるトレオンのワインが支持されると嬉しいですね。

 

銀座トレオン 16区という店舗がアンテナショップで割安で飲めますよ。

TORREON DE PAREDES

チリ カチャポワールヴァレー アンデス山脈の麓レンゴ市(原産地統制名称)。1979年 Amado Paredes氏によって設立。150ha自社畑所有。樹齢 平均35年。

 

社是:『最高品質の葡萄だけが最良のワインを作る』 

 

レゼルヴァクラスは、収穫量が8000kgを越えないよう最適に成熟し、凝縮した葡萄のみを注意深く手摘みによって収穫。12ヶ月間フレンチオークとアメリカオークで熟成させることで、色が濃く、香りのしっかりとした深み、骨格、複雑味のあるワインとなる。

 

熟成は、フレンチオークの小樽で12ヶ月。色は、明るいルビーレッド。黒い果実、カシス、チョコレートの香り。かすかな薫香も感じられる。豊かな果実味と共にしっかりとしたタンニンが感じられ、バランスが良く、余韻が長い。ぶりの照り焼き、焼き鳥、つくね、串カツ、すき焼き、ウナギの蒲焼などが良く合う。

トレオン・デ・パレデス・リセルバ・メルロー

トレオン・デ・パレデス

※掲載情報は 2015/12/22 時点のものとなります。

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キュレーター情報

剣持春夫(ケンソム)

JSA マスターソムリエ、最高技術顧問

剣持春夫(ケンソム)

ソムリエ職歴としてホテル・オークラ、ホテルパシフィック東京、シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテル、シャトー・レストラン・ジョエル・ロブションなどシェフ・ソムリエ職を務め上げ、その間各国ソムリエコンクールで優勝歴有。2009年東京マイスター・知事賞受賞。現在は一般社団法人日本ソムリエ協会最高技術顧問。個人のソムリエワイン塾の講師としても専任、ワイン愛好家、ソムリエを育てている。ワイン関連の著書、監修も手掛けている。若いころはフランスを中心としてイタリア他に憧れ、毎年ながらも現地のワイン産地を訪れ、土地のワインと食文化に触れ学ぶ機会が多かった。いつの間にか還暦を過ぎると日本の四季の風景が美しく感じる今日この頃です。現在は松本に週3回の割でホテル・ブエナ・ヴィスタでソムリエ職をしながら松本近辺のワイン産地、日本酒、食文化、自然、歴史と文化を学びながら、人生を楽しんでいます。近辺には天然温泉も多く、土地のそば粉を使った蕎麦天国でもあり温泉に入った後、そばを食するのも大きな楽しみです。甘いものも大好きで特に小さいころから和菓子が大好物。長野県は伝統的な和菓子の店舗が多く楽しみの一つ。

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