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一般的には、うるち米を原料とする米菓を「おせんべい」と言い、焼きせんべいと揚げせんべいとに別れるそうです。もち米を原材料に米菓を「「あられ」「おかき」といわれるようです。そんなおせんべいは、日本人の生活に浸透しており、全国で広く生産されており、その種類は多様性があります。今回は関東から西のおせんべいをご紹介します。
1:【東京・神楽坂】歌舞伎役者ゆかりのせんべい
歌舞伎役者、第17代目中村勘三郎ゆかりのせんべいがこの「勘三郎せんべい」です。。こちらは、せんべい好きな当人が「もっと焼け、もっと焦がすんだ」と職人に“特別注文”して生まれ、そのまま名前がついたせんべいです。ショップカードの表には、「備長の 手焼せんべの 焦げよろし」(勘三郎)という粋な一句が載っています。香ばしいせんべいは、結構外国人にも人気がります。
2:【東京・千駄木】谷根千のランドマーク菊見せんべい
創業明治八年の菊見せんべい総本店といえば団子坂を下って団子坂下の交差点を渡ってすぐのとこにあります。周りがマンションが立つなかで、その趣のある建物は千駄木のランドマーク的な存在です。ガラスケースのなかのせんべいは、それぞれ一枚から買うことができるので、好みの枚数を伝えれば手際よく袋に詰めてくれます。
3:【栃木・日光】色とりどりの日光銘菓「日光甚五郎煎餅」
明治40年創業の日光を代表する老舗菓子店「石田屋」。その可愛らしい猫のイラストが目をひきます。日光土産の定番の『日光甚五郎煎餅』は、さまざまなフレーバーが古風なデザインの小分けパッケージに包まれています。伝統の塩バター味を筆頭に、焼きのり、胡麻、南高梅ざらめなどの定番フレーバーがあり、その他に、宇都宮名物の餃子、いちごミルク、ミルクティー、じゃがバター、ペッパー、チーズ、トマトバジルやごぼうと言った斬新なテイストがそろっています。甘党の方から辛党の方まで幅広く対応しています。
4:【埼玉・深谷】こだわった最上級の黒胡椒のスパイスが調和した黒胡椒せんべい
薄焼きのせんべいに黒胡椒のスパイスが効いた醤油とのマッチング程良い「煎遊」の黒胡椒せん。大正13年創業の「煎遊」は、塩せんべいの商いで評判を得た老舗です。国内産の米のみを使い、丁寧に焼き上げている。この黒胡椒せんは、ピリリとした黒胡椒が口の中でぷちぷちと弾ける。もう1枚、もう1枚と手が伸びてしまします。
5:【愛知・名古屋】えびせんべいづくり一筋に伝統の味
慶応2年に名古屋に創業して以来、えびせんべいづくり一筋に伝統の味を極め続けてきた老舗「桂新堂」。さすがにえびせんべいの老舗だけあって、甘えびや赤えびは、厳選されたえびの風味と磯の香りがなんとも美味しい。イカスミ・紅麹・クチナシから抽出されている色素でつかって描かれているので、体にも安心・安全なお菓子です。
6:【京都・左京区】京料理最高峰の料亭『瓢亭』が作りあげる上品なせんべい
京都南禅寺畔で約400年前に茶屋として創業した京料理最高峰の料亭『瓢亭』。自分用というよりは、贈答用にもぴったりなのがこちらの「鶉(うずら)せんべい」です。日本料理には欠かせない「鶉」の身を細かくすりつぶし、白味噌・赤味噌と共に焚き上げた「うずら味噌」をからませて作られていて、ほんのり味噌が香ってくる上品な味わいです。包装紙には、重要文化財である南禅寺三門が描かれています。
7:【福岡・博多】5年で100万箱を突破の博多土産「博多明太えびせんべい」
老舗の多い福岡にあって2009年に創業したばかりの『風美庵』。「九州のおいしさにこだわった創作菓子」というコンセプトで、「苺一笑」、「博多いちころ」、「塩ぷるるん」など、様々なこだわりの商品を販売しています。その中で5年で100万箱を突破し、No.1の売り上げを誇るのが「博多明太えびせんべい」。ふわっと広がるえびの風味に、最後に来る博多明太子のピリ辛テイスト!はじめの上品さと控えめさを堪能した後に、博多名物の明太子のピリ辛テイストが顔を出すこの感覚が人気の秘密かも!?
※掲載情報は 2015/12/28 時点のものとなります。
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