海外でも喜ばれる日本発のカクテルツール 伝統工芸「江戸切子」のミキシンググラス

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バーとしては代表的なマティーニを作る時の道具

海外でも喜ばれる日本発のカクテルツール 伝統工芸「江戸切子」のミキシンググラス
海外でも喜ばれる日本発のカクテルツール 伝統工芸「江戸切子」のミキシンググラス

今回は、日本の伝統工芸品「江戸切子」を使ったミキシンググラスをご紹介させていただきます。

 

1年位前に、東京インターナショナルバーショーでバーのイベントで出品されているのを見て、率直に「きれいな道具だな。いいな。」と思い、気に入りまして、自分のお店でも使うようになりました。

 

特に、今回ご紹介する「江戸切子ミキシンググラス 矢来籠目 小」と、「江戸切子ミキシンググラス 魚子ハカマ 小」はデザイン・サイズともに気に入ったので、まずはこの2点を使っています。

 

職人がつくる伝統工芸品「江戸切子ミキシンググラス」は、 幾重もの繊細な彫刻がつくりだす輝きがあり、バーとしては代表的なマティーニや、マンハッタンに合いますね。

 

市販されているミキシンググラスの多くは、切子の基本的な模様である矢来(やらい)のカットが施されているんですが、矢のように降る雨を模したとも言われるこのカットが入ることで、分厚く寸胴なミキシンググラスに洗練された高級感が備わります。

 

BAR TIMES STOREさんでは、この切子が施されたミキシンググラスの「究極の逸品」を製作するため、江戸切子の伝統工芸士である大友健司氏に依頼したとのこと。

 

このミキシンググラスは実用的なバーツールであると同時に伝統工芸品でもありますね。また、プロフェショナルバーテンダーの美しい所作を演出するに相応しい、匠の技がつくる美しい道具だと思います。

 

最近では、日本のカクテルツールが海外でも喜ばれていて使われているそうです。西洋から入ってきたバー文化ですが、ツールは、日本で独自の発展を遂げられたものが数多くあり、鎖国的な感じで日本独自のバー文化が発展してきました。それが、今では、SNSで共有され注目を集めているのがおもしろい現象です。

 

実際に、お店では、マティーニやマンハッタンを作る際に、バーカウンター上でこのミキシンググラスを使うと、お客様の目も引き付けられますね。

 

また、ご家庭で使う際には、日本酒を入れる片口や、デキャンタとしても使えるとおもいますので、お酒を飲まれる方は、幅広く活用できると思いますよ。

海外でも喜ばれる日本発のカクテルツール 伝統工芸「江戸切子」のミキシンググラス

江戸切子ミキシンググラス 矢来籠目 小、江戸切子ミキシンググラス 魚子ハカマ 小
・容量:450ml
・サイズ:全高/125mm・口径/85mm(内径78mm)
・重さ:約410g

※掲載情報は 2015/12/15 時点のものとなります。

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キュレーター情報

山田高史

BarNobleオーナーバーテンダー

山田高史

2010年 全国バーテンダー技能競技大会総合優勝 2010年 アジアンカクテルチャンピオンシップ優勝  2011年ワールドカクテルチャンピオンシップ総合優勝 2011年 東久邇宮文化褒賞受賞 Bar Noble、Pubrick House HOLBORNの2店舗を運営。 コンサルタント事業、ケータリング事業、ビバレッジクリエイト事業を展開しております。

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